１０話 ページ11
＿＿ボーダー本部内
千鶴「、、え？私の剣術？」
遊真「そう、俺あんま見たことないな〜って」
千鶴「うーん、、あっち行ってからいろんな兵士の戦い方を見て改善してったからな、、」
千鶴「最終的な形があぁなっただけなんだよね」
米屋「まぁなんでもいいけどさ、俺と一勝負しね？」
遊真「いやいやここは俺が先だよ」
陽太郎「人気だな千鶴！」
千鶴「これは嬉しいですな、けど残念ながら私はこれから用事あるから」
遊真「むっそうか、、残念だ」
千鶴「それじゃお疲れ〜」
そう言ってスタスタとどこかへ行ってしまった。
米屋「今更だけど、あんな姿で国一つ潰せる兵器として扱われてたんだもんな」
遊真「、、俺たちの世界じゃ、子どもだろうがなんだろうが戦うからね」
米屋「まぁ、俺らも同じようなもんだけど、、お前らの世界はもっとすげぇよ」
＿＿＿＿住宅街
そこは、今も三門市の人々が住んでいる住宅街
そんな中、一件の空き家の前に立つ千鶴
千鶴「、、ここだ」
記憶の中に、ほんの少しだけ残っている自分の帰る場所
そこは、、もうすでに帰れるような場所ではない。
それ自体は、元々分かってはいた。
調べた結果、１０年以上空き家のままで、、そうなる直前に住んでいた家族は
謎の事件によって、”全員死んだ”らしい。
千鶴「、、ここに、私はいたんだ」
続く (更新停止中)
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作者名：rai | 作成日時：2021年8月13日 19時
