十二支と神と不老不死と【フルーツバスケット】 (ページ2)

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１話ページ2

僕は、産まれてから、、ずっと草摩家を見てきた。

僕は十二支でも、神でもない

だけど、草摩家の人間たちからは神様のような扱いを受けている。

僕は十二支の子達のように、動物の姿になるけれど

時折、人と動物の姿が混じってしまうこともあるし

中途半端な姿になってしまうこともある

そして大きな違いとして、僕は死なないし年も取らない

大体１０代後半くらいまでの姿に成長したら、それ以上体が成長することはない

そして、不定期に眠るため、、目が覚めた時

”大切な人が死んでいた”、なんてことは珍しくもない。

何年も、何十年も、何百年も

この先も、僕は草摩家を見守っていくのだろう

、、いつか、自身の終わりを迎えるその日まで

＿＿＿＿草摩家

草摩家の屋敷の一つに、普段一日に一度くらいしか人の出入りがない屋敷がある。

そこは特別な屋敷、神と似た扱いの人物のいる屋敷

彼女が眠りについてから、今日で数年経過している。

そんな中、数年ぶりに彼女は目を覚ました。

初月「、、今回も、普通に起きた、、か」

軽く腕をまわしたりなどし、布団から立ち上がると、、

ドサッ！！

初月「、、起きてすぐは、、やっぱりダメか、、」

倒れたまま、冷静に分析をしていた。