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勘弁してください149 ページ5

そうしてその場には、ターゲットの少年の私が残された。


「あ、あはは。なんかごめんね!急に出しゃばってきてびっくりしたよね!」



「い、いえ!でもなんで僕なんかをかばって。」


「、、、私も昔ね、似たような経験をしたことがあって、あの先生の君への言葉とか態度とか見てたらなんだか居ても立っても居られなくなっちゃって。それに、嫌いな人がいつまでも家の前にいるっていやじゃない?」


「、、、はい!」


そういう彼の表情は先ほどよりも少し明るくなっていた。



そうしてその後すぐに戻ってきた虎杖君とともに一度場所を移動することにした。




「だめだ、伊地知さん出ねー。」



「そっか。」



これは困ったことになった。



私たちの目的はこの男の子の監視と尾行のはずだったけど



つい接触しちゃったし、本来指示を仰ぐべき伊地知さんとも現状連絡がつかない。



いっそのこと聞いちゃう?



いや、でもこんな裏稼業の組織でミス起こしたらただじゃすまないはず。




そうして私の脳裏によぎるのはあの日路地裏でぼこぼこにされていた名も知らぬ金髪君。



あれは今思い出しただけでもぞっとする。

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かの - 初コメ失礼します!とっても続きが気になります!よければ番外編なども作って欲しいです! (5月4日 0時) (レス) @page8 id: 014e263859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきた | 作成日時:2023年7月31日 16時

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