私はただのパンピーなので勘弁してください！！4 (ページ2)

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勘弁してください１４６ページ2

「おはよう！Aさん！」

朝の支度を済ませ扉を開けるとそこには虎杖君が立っていた。

「おはよう、虎杖君。どうしたの？」

話を聞くと今日は七海さんに別件で用事が入り、虎杖君に同行するとのこと

虎杖君なら一緒に居ても怖くないしとりあえずは一安心。

しかし昨日の虎杖君とは打って変わって明るいことは気になった

でも変に詮索して藪蛇になってはかなわないので昨日の事に突っ込むのはやめた。

外に出ればすでに伊地知さんが待機しており、車に乗っ暫く虎杖君とたわいもない世間話をしていた。

そうしていると車の止まる気配がして、少し後に伊地知さんが扉を開けてくれる。

「虎杖君、Aさんつきました。」

そうして出た場所は住宅地の一角だった。

すると伊地知さんが慣れた手つきで手帳をだし、話始める。

「本日お二人にお願いするのは、この少年の監視及び尾行です。」

そういい見せられた写真には片目を前髪で隠した男の子が写っていた。

「彼は、、、詳細は省きますが、例の件にかかわってるであろう人物と同時刻キネマシネマにて映画の干渉鑑賞をしていました。我々の任務は彼が怪しい行動や取引などを行っていないかを確認することです。」

なるほど、、、、？

キネマシネマと言えば昨日七海さんと虎杖君が入っていった映画館だったよね？

その映画館であった事とこの写真の少年にかかわりが？

いや、余計なことを聞くのはやめよう。

「Aさんは私か、虎杖君、どちらかと決して離れないでください。」

「わ、わかりました。」