私はただのパンピーなので勘弁してください！！２

勘弁してください８０ ページ35

「その中身なんですが、、、私食べちゃいました。」





「「、、、、、、、、、、、、、、はっ？」」





私の返答に帰ってきた返事は






それはそれは綺麗にシンクロしていた。







「いえ、ですから！私フリスクだと思ってその缶の中身半分以上食べちゃったんです！！」






「、、、、、はぁ、あれだけ真剣に説明したのにそんな白を切るなんて笑えないな？」






「余程死にてえみたいだな、お前。」






そう言って有り余る殺意で私をどう料理してやろうかと






じりじり詰め寄る二人に





涙目になりながら弁解した。





「ほ、ほんとなんです！！あの夜お腹が空いててそしたらバックにフリスクがあるの思いだして、食べたんですけどなんか粉っぽくて薬みたいな味がして、お腹がいっぱいにもならなくて結局コンビニに行こうと思って、外出した時にお二人が金髪君をボコってるのに遭遇して、本当なんです！！！」






そりゃあもう涙目になりながら必死で弁解した。






大人としての威厳もくそもあったもんじゃない、





けど、そんな第三者目線なんて今はどうだっていい、






むしろあんなに殺意を向けられて漏らさなかっただけで





十分偉い、よく頑張った私。

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