第１６７話 ページ27
城山警官の言葉に、工藤君は記憶喪失の振りをして何か考えているの、と
考え込む平次君とおっちゃん。すると城山警官が、河内さんもそんな事を言って
いたと頷く。何でも、昨日彼女が工藤君に放った言葉が気になって直接聞きにいった
らしい。
「�犢�藤君の記憶喪失は絶対フェイク!絶対何か企んでいる�瓩函帖�
要するに昨日の彼女は、ただ単に彼にカマをかけているだけだった様だ。
『…』
そこまで聞くと、再び足元の散乱したガラスの破片に目をやる。今の会話の中で引っかかった点も、絶対さっきの�犖��瓩�答えを出してくれると思ったからだ。今までの出来事を洗いざらい思い出し、必死に頭脳を回転させる。
『鏡、か…』
――鏡とは、光を反射することで物の姿を見る道具
それをこれだけ散々に破壊しているって事は、単なる偶然じゃなく何かが嫌だったのでは?だって銃の試し撃ちだったら、別にそこらでやればいいじゃん。深い山奥なんだし
何が犯人は嫌だったんだ?
恐らく鏡に映るものだよね?この小屋の風景とかって事??だったら小屋ごと破壊すればいい
そう簡単に破壊できないって事か?でもそんなものがあるの?一体それは……
□
□
□
――その時
不意に私の手は、その�犖��瓩鯆呂鵑�
暗闇の中でもがき続ける私を救う、�狄深足瓩箸いμ召離愁譴髻帖�
□
□
□
『ん゛っっ!!?』
突如として浮かんだその推理に、変な叫び声を上げる。電撃が走った様な感覚に興奮しだした脳内と元気になった鼓動を落ち着かせる為に、一度深呼吸。そして顎に手を当てて、もう一度考え直した。
――ズタズタにされた工藤君の写真
――徹底的に破壊されていた複数枚の鏡と弾丸の空箱、それと机の文字
――河内さんの台詞と、今朝の彼女殺人未遂
――救急車と警察、そして河内さんを呼び出した工藤君
――記憶喪失の彼に対する蘭ちゃんの態度……
『!!』
ビ ン ゴ や な い か
それはもう見事に、その推理は様々な事柄と一致した。何故こんな単純な事が分からなかったのか、と悔しさに歯を喰いしばる。結局さっきの私の推理は命中していたのだ。
…あっれでもコレ、まだ平次君辿りついてなかったぽいよね?
え?待って嘘だろ、ヤバくねワタス凄くね!?よっしゃぁっ、ピギャアァァァッイ!!
――さて、そうと分かれば後は確かめるのみである
『平次にいちゃーん!!』
私は再び隣の部屋に移動したらしい彼を追って、窓から外に出た。
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立体起動装置愛用者(プロフ) - ハルさん» そうなんですよ、とりあえずそこまで行かないと純黒のメドが立たないんです(白目)おおお、温かいお言葉ありがとうございます!続編でもどうぞよろしくお願いします!! (2016年8月12日 8時) (
レス) id: 4e1c80c688 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 立体起動装置愛用者さん» 目標安室さんなんですねw飽きるなんてとんでもないです！これからも楽しく読ませてもらいます (2016年8月12日 7時) (レス) id: 72a9d5b272 (このIDを非表示/違反報告)
立体起動装置愛用者(プロフ) - ハルさん» はい、色んなキャラが出ますよ〜!とりあえず目標は安室さんなんですが、そこまで果たして続くのか。そして読者さんは飽きずにいてくださるのか…。おお、その絡みが好きですか!うーん、でも彼が新一の姿なのは今回以外はロンドンだけですねぇ…。あ、映画があった! (2016年8月11日 8時) (レス) id: 4e1c80c688 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - これから先進んでいくに連れ他の色んなキャラとの交流も増えますよね！あとトーカちゃんと新一のからみ、大好きなのでもっと増えることを願ってます！ (2016年8月11日 8時) (レス) id: 72a9d5b272 (このIDを非表示/違反報告)
立体起動装置愛用者(プロフ) - 紅葉さん» ホント笑えないですよね…コナンはどこまで続くんだろう…早く全カップルがくっついてほしいなー。私の願望は新蘭と平和カップルが其々キスしてるところを見る事です(断言)男の子2人は何気にキス上手そう、早く来ないかな〜。え?書かない?言わせねェよ(超笑顔) (2016年8月10日 22時) (レス) id: 4e1c80c688 (このIDを非表示/違反報告)
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