第１４２話 ページ1
「に、24時間!?」
『平次君やめて私の鼓膜が死ぬ…』
哀ちゃんの言葉は予想通り、
�爐△硫鯑悩泙六邵酩覆如�効果はせいぜい24時間程度�瓩箸いκ�だった知ってたわ
それから�爐修譴泙任傍�憶を取り戻させないとヤバい�瓩箸盡世�
そしてその事実に驚いた平次君が耳元で叫ぶものだから、私の鼓膜が御釈迦寸前なのである。
彼は剣道部の声の威力を自覚してるのか。私も元はそうだったから分かるがホント勘弁モノである。
私を一生補聴器に縛り付ける気かよ!?
その愚痴は勿論内心にとどめたが、とりあえず煩いと白目で遠まわしに呟いた私に、す、すまんな と謝った後、平次君が送話部に口を近づけ聞き返す。
「何でや?記憶なら、また小っさなってからでもじっくりやったら…」
「何寝ぼけた事言ってるの?」
『平次君、流石に記憶喪失の人間が同時に出られたら気づかれるんじゃない?』
ぴしゃりと返した哀ちゃんに続き、私も小声で言う。そして目線だけを後ろ、未だに私たちの電話の内容が気になってこちらを見ている彼女に向けた。
『特に蘭ちゃんがさ』
「せ、せやな」
「そうなれば何が何でも聞きだすでしょうね、そんな毒薬を誰に何の理由で飲まされたか…。
そうやって知った真実を、彼女は自分の胸だけに留めておく事ができるかしら?」
「『…』」
答えは十中八九無理である
優しく人思いの彼女だからこそ、何とかして周りに助けを求めてしまう筈だ
一瞬黙りこんだ私たちに哀ちゃんはため息を1つつき、兎に角、と言葉を紡ぐ。
「彼女を私たちの様な危険な立場に追い込まない為にも、再び彼が幼児化する前にこっちに
連れ戻してくれる?あとはこっちで何とかするから!」
『分かった!』
「お、おう!任しとき!!」
平次君がそう答えた瞬間、ついに耐えきれなくなったのだろう、蘭ちゃんが割り込んできた。
「ねぇ、トーカちゃん、服部君!何ボソボソ話してるの?ちょっと電話代わって…」
『えっ!あ、蘭姉ちゃんごめん』
「切れてもーた…」
ナイスタイミングで切ってくれた哀ちゃんに内心感謝しながらそう告げると、え〜〜っ!? と
驚愕と焦燥、不満の入り混じった声を上げる蘭ちゃん。そんな彼女を安心させるべく、私はとりあえず口を開く。
『コナン君ね、薬飲んでぐっすり寝てるって!心配いらないみたいだよ!』
「それならいいけど…」
そう言うものの、蘭ちゃんは心配げに眉を潜めている。
その様子に、居候の彼に対しホントに家族同然に接するんだなぁ、と思わず呑気に感心した。
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立体起動装置愛用者(プロフ) - ハルさん» そうなんですよ、とりあえずそこまで行かないと純黒のメドが立たないんです(白目)おおお、温かいお言葉ありがとうございます!続編でもどうぞよろしくお願いします!! (2016年8月12日 8時) (
レス) id: 4e1c80c688 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 立体起動装置愛用者さん» 目標安室さんなんですねw飽きるなんてとんでもないです！これからも楽しく読ませてもらいます (2016年8月12日 7時) (レス) id: 72a9d5b272 (このIDを非表示/違反報告)
立体起動装置愛用者(プロフ) - ハルさん» はい、色んなキャラが出ますよ〜!とりあえず目標は安室さんなんですが、そこまで果たして続くのか。そして読者さんは飽きずにいてくださるのか…。おお、その絡みが好きですか!うーん、でも彼が新一の姿なのは今回以外はロンドンだけですねぇ…。あ、映画があった! (2016年8月11日 8時) (レス) id: 4e1c80c688 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - これから先進んでいくに連れ他の色んなキャラとの交流も増えますよね！あとトーカちゃんと新一のからみ、大好きなのでもっと増えることを願ってます！ (2016年8月11日 8時) (レス) id: 72a9d5b272 (このIDを非表示/違反報告)
立体起動装置愛用者(プロフ) - 紅葉さん» ホント笑えないですよね…コナンはどこまで続くんだろう…早く全カップルがくっついてほしいなー。私の願望は新蘭と平和カップルが其々キスしてるところを見る事です(断言)男の子2人は何気にキス上手そう、早く来ないかな〜。え?書かない?言わせねェよ(超笑顔) (2016年8月10日 22時) (レス) id: 4e1c80c688 (このIDを非表示/違反報告)
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