あなたに興味なんて…ない、 (ページ50)

今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:257,496 hit

50 ページ50

翌日から師長が約束通りとは行かなかったが、3連休をくれた。

“19時に迎えに行く"

今日はオペの日だったが、2件と少なかったらしく、思っていたより早くにソンベから連絡が来た。

別れてからも変わらず2人でご飯に行ったりはしている。
でも、昨日のソンベの様子がずっと気になってモヤモヤしていた。

迎えが来るまで、そんなモヤモヤを抱えながらも1週間近く放置されてしまった家事を終わらせていく。

師長にも、ヨナにも休めとは言われたけど、気付けば朝から活動していた。

去年、ヨナと一緒に心臓外科から今の整形外科病棟に移動になったが、
その際、心外の師長が整形の師長にあの件を話していたらしく、
整形2年目の今もしつこく休息を取るように言われる。

『ホント、甘やかされてるよな…。』

1人そんなことを呟いていると、ちょうど玄関のチャイムが鳴った。

『はーい』

ソンベだと思いモニターを見ると、音の主はまさかのヨナだった。

「迎えにきたよ〜！降りてきて〜！」

ソンベが誘ったのだろうか、
昨日の感じからだと2人でかと思ったが、ヨナもいてよかったと正直思ってしまった。

そんな思いを抱えながら、準備していた鞄を手に外へ出る。

「あ、キタキタ」

エントランスに出ると、ヨナが待っていた。

『お疲れ様。3人でご飯なんて久しぶりだね。』

すると、ヨナは一瞬困ったような表情を見せたが、すぐに笑顔になって、

「ちょうど上がりが一緒だったの！それでソンベが誘ってくれた〜」

なんだろう、ヨナまでそんな反応を見せるなんて。

今日はソンベが奢ってくれるって〜！
と足取り軽く、ソンベが待つ車に向かうヨナの後ろ姿を眺めながら、
さらにモヤモヤを抱え後についていく。

「お疲れ様。後ろ乗って〜。」

『お疲れ様です。お願いしま〜す。』

ソンベはいつも通りの笑顔で後ろを指し、私たちが乗り込んだのを確認すると車を発進させた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

すごく中途半端なところで終わってしまいました((汗
さすがに100話以内には収められるよう頑張ります！
続編もお付き合いいただけると幸いです。
よろしくお願いします！！

ミルキー