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顔を上げるとそこには
JM「久しぶり、元気だった？」
さっき、教卓で見せた笑顔とは違って、
優しく微笑んでそういう先生。
『お久しぶりです。元気でしたよ？』
JM「なんか、大人っぽくなったねww」
目を合わせて、軽く首を傾げてそう言う先生。
その動き、なんか可愛いww
『でも、人見知りってことには変化ありませんww』
JM「そりゃもう大変だねww」
『オッパの事知ってる先生に、突然声かけられたりとかして、もう怖いですよ』
そう、なんか職員の中で有名なのかわからないけど、
廊下で兄の事を知る先生にすれ違うと、突然声をかけられたりするのだ。
JM「まあ、うちのダンス部のエースの妹となると、そりゃあ皆気になるだろうねww」
そう、兄は喘息持ちであるにもかかわらず、
ダンス部に所属している。
この高校のダンス部は強豪中の強豪で、
色々な大会で優勝を飾っている。
兄は、そんなダンス部のエースだ。
『だからって、わざわざ声かけてこなくても……。』
ちょっと拗ねたように言うと、
JM「しばらくの我慢だよ。すぐそんなの皆忘れるから」
そう言って、いつもの笑顔で、
あの時と同じように、クシャクシャと優しく頭を撫でる
『っ////』
やっぱり、ドキッとしてしまう。
しかも、ここは教室で周りにはクラスメートもいる。
恥ずかしすぎるよ……////
JM「ほら、せっかくの可愛い顔が台無しだぞ？そんなムスッとした顔してないで、笑顔でいなさい！」
そう言って今度は額を人差し指で軽く突く。
『先生！///遊ばないでください…！///』
もう、恥ずかしすぎて、思わず声を上げてしまった。
JM「ごめんって、怒らないでよ。」
そう言いながら、また私の頭を撫でる。
JM「久々に会えたから、なんか嬉しくてねww」
困ったように眉を寄せて笑う先生。
その笑顔を見せられると、どうしても許してしまう。
それに、少しは会いたいって思っててくれてたってことでしょ？
ホントに先生はズルい。
『もう恥ずかしいから帰ってください。本読みたいんです。』
JM「え〜」
なに、その"え〜"って
『え〜、じゃないです。次も授業ありますから。』
グイグイと背中を押す。
JM「はいはい。2人揃ってホントにツンデレだよねww」
『それはオッパだけです！』
JM「ハハッ、じゃあまたね。」
先生もいなくなったので、
席に戻ろうと教室を振り返れば、
教室にいた生徒全員の視線が私に向いていた。
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ミルキー(プロフ) - ドリーさん» ドリーさん、こんばんは！読んでいただきありがとうございます！はいっ！ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年3月26日 20時) (
レス) id: e8cacd8b90 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - こんばんは&初めまして！受験の方頑張って下さい！又無理のないような更新を続けて下さい！ (2018年3月26日 19時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルキー | 作成日時：2018年1月19日 14時
