関ジュのギターの女の子 (ページ15)

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同期ののっぽくんページ15

『こたきぃぃぃぃ』

普段俺には甘えてこやんくせに
ほんま可愛い同期なんやから

さっき、LINE来てて

『小瀧さん助けてください』

なんて言われるから助けるしかないやんなぁ？

正門「なんか、すみません」

小瀧「ええねん、辛いやろみんな」

『辛い、辛い、もういやや』

小瀧「もうすぐではまちゃんくるから」

室「ほんまおおきにな」

向井「のんちゃんありがと」

はまちゃんはたぶんこの子らの気持ち
痛いほどわかると思う

正直俺は大吾たちの気持ちのほうが
分かってあげられるのかもしれない

でも、また同じ間違いをしたくないから
今度は絶対に守ってやろうって

濵田「やっほー、って今はそんなとこちゃうか」

『濵田くん…！』

濵田「あぁ、もう辛いやろなぁ、もう」

はまちゃんと俺が話を聞きながら
龍太くんと康二と正門とAは
泣いていた

『どうしたらええんかな』

小瀧「そうやなぁ」

濵田「正門は関バリで会うもんな」

正門「そう、ですね…」

小瀧「とりあえず、会ったほうがいいやろ」

向井「会って話す？」

『あぁ〜』

室「はまちゃんたちもおってな？」

濵田「なんでやねん笑」

『おらな無理』

小瀧「こいつが甘えること無いんやからええやん」

『ありがと〜のんちゃん』

濵田「ちゃんと、ちゃんと話すんやで」

正門「わかりました」

この後、ちゃんと話したらしく
その次の日にはAから連絡が来ていて

ゆにばなう〜
のメッセージに続き、
大吾、大橋、流星、正門、そしてAの
楽しそうな写真が送られてきた

そのLINEを見てはまちゃんと
良かったなぁ、って話して

俺も、ホンマに良かった

よかった、
あいつらが後悔せんようにしてあげたいな