すとーんずのおんなのこ (ページ17)

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明日はグループ全員での仕事だからマネージャーに

「明日は京本くんの家から行きます。だからわたしの家は寄らないで京本くんの家に来てください。よろしくお願いします。」

と連絡しておいた。

時間を忘れて飲んでしまって京本くんのお家に泊まらせてもらうことはたまにある。

もはや京本くんの持ってるレディースサイズのパジャマはわたしのものみたいになった(笑)

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京本「先風呂入っていいよ。」

「たまには京本くん先入ってくださいよ！」

京本「俺は後からゆっくり入るし。」

「結局わたしの方が長い時間入ってますし！」

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いつも京本くんはわたしに先にお風呂を譲ってくれる。

だからわたしはお風呂から出たあと、京本くんのお母さんにご挨拶をしながら冷蔵庫にあるトマトを切って用意させてもらうのが毎回の流れになっていた。

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京本「やっぱり風呂上がりの冷えたトマト最高ー。」

「京本くんってビールよりトマトですよね。」

京本「トマトだけあれば生きていけるって思わない？」

「わたしはトマトよりラーメンなので…(笑)あ！そういえば美味しいトマトラーメンのお店見つけたから今度行きませんか？」

京本「いいね！行こ行こ！」

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こんな感じで話しながらそのままお互いソファーで寝るときもあるし床で寝るときもある。

でも今日は京本くんは自分の部屋で、わたしは客間に布団を敷いてそれぞれ寝た。