私にも言って。【我妻善逸】

第11話 ページ13

Aside＿＿＿＿＿




七日目早朝。


藤の花が綺麗だ…って…あれ？5人…私を含めて5人しか最終選別を突破した人は居なかった。


あ！炭治郎がいる。良かったぁ。


……最終選別突破したよって言って、早く蜜璃さんの飛びっきりの笑顔が見たいな…


A「…あ…たんぽぽ君も居る。」


たんぽぽ君何かブツブツ言ってるんだけど。


…たんぽぽ君じゃないか…名前聞いてみよ。


A「こんにちはっ！私、望月A。貴方は？」


善逸「…俺絶対死ぬわ…ここで生き残ったけど結局死ぬわ……死ぬ死ぬ…____」


A「…聞いてますかぁ？」


善逸「…可愛い……」


A「え……」


善逸「あ！俺は我妻善逸だよぉ。Aちゃぁん！俺の事守ってねぇ！」


A「…ふへぇ？」


な…何！！この人。


名前聞いたら急に可愛いとか言ってさ、そして次は守ってて言って私の脚にしがみついて来るし…


う、うるさい。


A「…ちょっと静かにしてくれますか。」


善逸「急に怒らないでよAちゃん。俺何もしてないよ？」


A「………………」


はぁ？意味わかんない。


何もしてないっていや、普通にピーピーギァギァうるさいし。


ホントもう…

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