蝶柄の着物が似合う君 8 【坂田銀時】

タブルパンチ ページ46

総悟くんside






総｢まぁまずはマヨネーズに混ぜまさｧ｣


｢いやそれ終兄さんの時のやつだよね！？
何も見なかったZだよね！！？｣


つーか真っ赤だから色でバレるでしょ！！と

結構乗り気だった←




明太マヨとでも言えば良いと言うと納得した





そんなわけで屯所にあったマヨにやつを混ぜて

Aと土方の部屋へ向かう









｢とし兄さん？失礼しますよー｣

土｢おー...ってなんで総悟いんだよ｣







バズーカを撃たれるんじゃないかと構えてる

土方さんに近づいて明太マヨ(仮)を差し出す






土｢は...？｣


当然驚く






総｢今日は俺の誕生日でさｧ､だから身の回りの
やつらに物を渡してやす｡今巷で逆誕プレって
のが流行ってるらしいんでさｧ｣

Aは今日だけ俺の補佐なんでｨ､と言う






土｢逆誕プレ...いつものお前ならぜってぇ受け取らねぇがAがいるなら本当らしいな｣



いやこいつAに信頼置きすぎじゃね？



｢えぇ､この間テレビで見かけて毎日副長に迷惑かけてる総悟くんならぴったりだと思って！｣



眩しいくらいの笑顔で言うA

ゲスすぎまさｧ






土｢そうか...にしてもこのマヨ赤くねぇか？｣


総｢いつもノーマルばっかだからたまには明太もありかと思いやしてねｨ｣


｢この明太マヨすごい美味しいんですよ！！｣

すかさずフォローを入れる､やりますねｨ





今食べてみてくださいよ､と促している




あぁ､と返事をして蓋を開けDEATHマヨを口に

含むまであと3秒




(3.2.1...GO)








土｢っ！！？お"ぇっ...喉焼けるぞこれ...あ"ぁぁ｣



涙目になってむせる土方､成功でｨ








｢あれ､この明太辛すぎましたか！？何か飲み物を...！！あ､さっきハーブティー淹れてた､ちょっと赤みがあって綺麗な色なんですよ｣








...ぜってぇDEATHティーだろそれ










土｢あ､あぁ悪ぃ...んぶぉっ？！あ"ぁぁぁ！！！
げほっか､かっら何これ！？え？はぁ！！？！｣






喉を抑えて呻いてやがらｧ､いい気味でさｧ




ちら､とAの方を見ると目が合って小さく

親指立ててぐっとしてきた







土｢ま"っ､ちゃんとした水持ってきてくれ...｣




｢｢わかりやした｣｣

同時に言って土方の部屋を後にした







え？もちろん水なんて届けねぇよ










｢よし､逃げるぞ総悟くん｣





爽やかな笑顔でそう言った彼女は小走りで玄関

へ向かった














(Sだねｨ...)

わかサンタからプレゼントだy(殴→←ドS王子の誕生日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す