蝶柄の着物が似合う君 8 【坂田銀時】

彼女となら ページ43

銀ちゃんsid

会話文多いです








銀｢それって警察的にやばいよな｣



土｢...まあ本当だったらお前を捕まえるべき
なんだろうが仮にそうしたとしてAは
どうなる？｣




煙をふーっと吹いてそう言った






土｢職をクビになるだろ､大切なやつを失くした上､地位も何もかも失うことになる｣


それだけはしたくねぇんだ､と｡






銀｢ありがてぇ職務乱用っつーわけか｣


土｢まぁそうさな｡だから無闇に言いふらしたりAが嫌がるような事したらてめぇをすぐに
しょっぴくからな｣



銀｢わーってらぁ､安心しやがれシスコン兄貴｣




ドヤ顔でそういうとすげえ腹立つ､と言って

きやがった





まあ油断は禁物って事だよな



これで俺の焦りは無くなった







んじゃ帰るわ､と玄関の方へ歩いてると背中に

どん､と衝撃が





｢うぉ...てなんだAじゃねーか｣







振り向くと俺の愛しい愛しいAが後ろから

抱きついていた





なんだこの天使は｡











｢どしたの！！｣


目をきらきらさせて子供のように聞いてくる､

可愛いなおい







銀｢んーや､ちょっとマヨ方くんにケチャップのプレゼントを渡しにきた｣




｢ケチャップか...なるほど｣










何がなるほど...？←










こうやってAと一緒にいられるなら犯罪者に

なっても大丈夫な気がしてくらぁ






銀｢んじゃあとでな｣




Aの頭を撫でて帰ろうとすると後ろから


｢...ありがとう｣と小さい声が






振り返ると困ったように笑うAがいて






銀｢なんだ気付いてたのかよ｣


呆れ笑いでそう言うと




｢彼女様にはなんでもお見通しです｣


親指をぐっと立てて言ってきた






銀｢そうかい､でもAが気負いする必要は
ねぇからな｣


頭を撫でながらそう言うと




｢銀ちゃんだけ気負いするのはおかしいでしょ｡だから今まで通り2人で仲良くやろうよ｣

年齢なんざ関係ねぇ！と明るい笑顔で言われた










そんな笑顔で言われるとさっきまですげえ

気にしてたのにどうでも良くなっちまう









銀｢...俺Aの笑った顔好きだわ｣

｢なに急に照れちゃう｣








いやその割には真顔ですけど！！？









ふは､と笑うと急にAが近づいてきたかと

思うとちゅ､と俺の頬にキスしてきた







銀｢どーしたの急に｣

｢いや､銀ちゃん好きだなぁって｣
















ふわりと優しく笑う彼女は今日も綺麗だ

必ず読んでくださいな→←焦ってます

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す