蝶柄の着物が似合う君 8 【坂田銀時】

ポッキーのように甘い(←ﾀﾞｻｲ) ページ40

Aside






自分で言い出したのに今更恥ずかしいとか

馬鹿だな私←






銀ちゃんが楽しそうにポッキーの袋

を開けていく






銀｢はい､Aあーん｣




ポッキーを私の口の方に持ってきた







(あーんって言い方可愛い...)


ってそんなこと考えてる場合じゃない






目の前にあるポッキーを見つめて

少しだけくわえた





｢んー｣(訳:いーよ)







そう言うと銀ちゃんはいただきまーすと嬉し

そうに言ってもう片方をくわえた








銀｢ほーい､ほん｣(訳:よーい､どん)





どんどん食べ進めてく銀ちゃんに対して

私は少しずつしか進めてない







いつもならキスまでに時間がかからないから

こうもゆっくり顔が近づくとなると恥ずかしい














あと1口でキス､そんな距離でいきなり

銀ちゃんが食べるのを止めた








(あれ...？)








そんで銀ちゃんがにや､と笑っている













もしや｡














最後は私がやれという事なのか







ここで口を離したら私の負けだ









意を決して最後の一口を食べた､

つまりキスをした




恥ずかしくなってすぐに離れたけどね









銀｢お前顔真っ赤｣


色っぽい笑みをして頭を撫でてきた






(わぁぁぁ好き！！！)








銀｢はい2本目ー｣

｢まじでか｣

銀｢え､やんねーの...？｣



しゅん､と上目遣いで見てくるのはわざと

なのは知ってる








知ってるけどうぎゃぁぁぁぁ！！！！殴




(か"わ"い"ぃぃぃ)





｢や､やるから...｣





そう言うとよっしゃ､と何とも可愛い反応

をして2本目を出してきた







さっきと同じようにお互い端っこを噛んで

スタート､となった途端








銀ちゃんが私の後頭部を抑えた





(んん？！)









そのままポッキーを食べ進めてさっきみたいに

焦らしはせずにキスをしてきた










しかも触れるだけのじゃなくて結構

しっかりしてるやつ←











｢も､びっくりした...｣







銀｢な､普通にキスしていい？｣


俺我慢できねぇわ､とあの色っぽい顔を

して言ってきた






｢いいﾃﾞｽﾖ...｣







そう言うと｢かーわい｣と意地悪い顔で言って

顔を近づけた









銀ちゃんはちゅ､ちゅ､と何回もキスをしてきて

私はされるがまま







なんてパラダイス←














ふとキスが止み




銀｢っは､Aからもして？｣

























...まてまてまて

えろい+可愛い+かっこいい彼氏様→←初心に帰ることも大事

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