蝶柄の着物が似合う君 6 【坂田銀時】

イケメン2トップの悩み？ ページ34

Aside





残り数個となったカップケーキ


念の為少しだけ数を増やして作ったんだけど

それでも余りすぎてる気がする





(...もらってない人誰だ...？)





｢まだもらってない人いますかー｣

と言いながら歩き回るが返事をする人はいない














玄関の近くまで来た時､玄関に人影があった






なんとなく隠れて様子を伺う


え？なんで隠れたかって？なんとなくだよ←

















｢それにしても毎年毎年飽きないですねｨ｣

｢俺たち1度もお返ししたことねぇんだけどな｣









なんと声の主は総悟くんととし兄さん



それに両手には はみ出る程の手作りお菓子やら

なんやらを抱えている







(...さすがイケメン2トップだな)










まああの人たちには渡さなくてもいっか






うざいくらい貰ってるし←


それに私のと比べ物にならないくらいすごい

もの貰ってるだろうし








あれ､なんかネガティブ思考←











(余ったの神楽ちゃんにあげよーっと)


すっとその場から離れて食堂に戻った









朝から書き仕事してそのあと大量のお菓子

作って私の体は疲れが半端ない





少し休憩をしようと余ったチョコでホット

チョコレートを作ってほっと一息←



(うわぁぁ美味しぃぃ...)









そんなほのぼのとした気持ちに浸っていると
























土｢Aいるか？｣



土方さんと総悟くんが食堂に来た











｢え？あ､いますけど｣







返事をすると2人はこっちに近づいてきた










｢あれ､さっきのチョコ達は？｣



さっきまで両手に持ってたあいつらがいない←







総｢俺は他の隊士たちにあげた｣

土｢俺も｣












え､えぇぇぇぇぇぇぇぇ









｢まじかお前ら｣

率直な感想だこれは､うん











総｢あんな毒が入ってるかもしれねぇやつ
誰が食べるかってんでｨ｣


いやあんたそれを部下にあげたよね？






土｢あんな甘すぎるやつ食べれたもんじゃねぇ｣


まあたしかにとし兄さん甘すぎんの無理そう

だもんなぁ





















いやいや


















(.......で？)








｢んで？2人して何しにきたの｣







そういうと2人共何やら気まづそうな顔をした








え､なになに怖いんだけど























































土｢お前も作ったんだろ､バレンタイン｣

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