7話 ページ12
※ほぼ会話文です。
〜no side〜
そう言って黒崎はAの手を掴んで店から出ていった。
かの子は後片付けをしていた。
かの子「相変わらず一口も食べませんね。
Aちゃんは食べてくれましたけど。」
桂木「成長しねぇんだよあいつは。
うめぇのになぁ、この味も。
Aはよく美味しいって言って食べてくれるんだけどな。
見習って欲しいものだな。」
自分の作ったものを食べながら言う。
その頃2人の男女が街を仲良さそうに歩いていた。
〜翌日〜
埼玉県行田市ではある1人の女が家を目指し走っていた。
女は古田畳と書かれた看板が掲げられた店の前で足を止めた。
辰樹「わざわざ帰ってこなくてもいいんだよ。
大学だって忙しいんだろ？」
氷柱「敦から聞いたよ？
本当なの？
詐欺に遭ったって。」
辰樹「詐欺じゃないよ。
お前は余計な心配しなくていいから。」
敦「まだそんなこといってんのかよ。
騙されて金取られたんだろ？」
みどり「お父さんね、半年くらい前に会社を辞めたの。」
氷柱「え？」
みどり「会社の合併が決まって、早期退職か別の会社に派遣社員に行くかどっちか選べって言われて。
それじゃ今まで通りの暮らしはさせられないから自分で会社を始めるって。」
氷柱「自分で？」
辰樹「それが1番いいって思ったんだよ。
もちろん、ここをやることも考えてみたよ。
でも親父の代で畳んでるし、それに今更俺が畳職人はできないだろう？
かと言ってこの年齢じゃ再就職は難しいしな。
敦だって、まだ高校生だからさ」
敦「俺のせいにすんなよ！」
みどり「敦！」
敦「塾行ってくる」
辰樹「気をつけて行けよ！」
氷柱「お金いくらくらい無くなったの？」
辰樹「……退職金の1000万と貯金も全部。
この家も手放さなきゃいけないかもしれないんだ。
でも、騙されたわけじゃないんだよ。
春日さんって言う人がな」
氷柱「春日さん？」
辰樹「うん、そうか」
辰樹が何か言おうとしたその時インターホンが鳴った。
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次行きます
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まう(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！ そう言ってくださってとても嬉しいです！ これからもどうぞ文才能力のないわたしのこの小説をよろしくお願いします🙇 (2022年11月11日 23時) (
レス) id: a35fae8dfa (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - この作品面白いですね!更新頑張ってください！応援してます❤️🔥❤️🔥 (2022年11月11日 23時) (レス) @page11 id: 2a8d4606f0 (このIDを非表示/違反報告)
まう(プロフ) - チーズバーガーをチーズぬきで！さん» そう言ってもらえて嬉しいです！ これからの展開はどうなるのかご想像にお任せします笑笑 頑張って更新しますので読んでみてくださいね笑笑 (2022年11月5日 19時) (レス) id: a35fae8dfa (このIDを非表示/違反報告)
チーズバーガーをチーズぬきで！ - この小説面白いです！クロサギ、これからの展開が楽しみです！ (2022年11月5日 18時) (レス) @page10 id: 658ba4281a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まう | 作成日時：2022年10月31日 14時
