夏、恋が始まる季節。【黒】 (ページ20)

今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:41,906 hit

20 ページ20

〜部活終わり〜

先輩「Aちゃん！」

「美咲先輩〜、どうしたんですか？」

先輩「今度…二人で遊びに行かない？」

二人で…お出かけ！

「はい、行きます！」

先輩「ふふっ、よかった。土曜日とかでいい？」

「はい、大丈夫です！楽しみにしてますね！」

先輩「うん、詳しくはメールでね。じゃあね、また明日！」

先輩とお出かけ…！
楽しみすぎる…お洒落しなきゃ。
先輩って女性にしては背高いし、大人っぽくしようかな。
隣歩いても大丈夫なように！
はぁ、週末が待ち遠しい。
これで今週は頑張れるな笑

それから…先輩と出かける日を楽しみに一週間頑張った。
今は出かける準備をしていて、着替えている所。
少し大人っぽくした。
髪とメイクもお母さんにしてもらったので、綺麗にフェミニンな感じになっている。
まあ、お母さんに髪とか頼むときに彼氏！？と聞いてきて少し面倒くさかったけど。
よし、そろそろ行こうかな。

「いってきま〜す！」

待ち合わせ場所にはもう先輩がいた。
集合時間前なはずなんだけれど。
先輩も楽しみにしてくれていた？
だと嬉しいな。

「先輩！早いですね〜！」

先輩「うん、楽しみすぎて早くなっちゃった。」

…！

「早いなら早いでいいですよ！先輩と一緒にいる時間、長くなりますし！」

先輩「ふふっ、Aちゃんって本当明るくて優しいね。…この服もお洒落してくれたんだよね、ありがとう。」

っ///
先輩はずるい。
キュンとしちゃったな。
…やっぱり憧れ。

「そんな事言ってくれるの美咲先輩ぐらいですよ///笑ありがとうございます、嬉しいです。………早く行きましょ！まずはショッピングモールで！」

最後の言葉はちょっとした照れ隠し。
きっとバレバレだろうけど。