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村子side
蛍光灯が点滅したのがあまりにも眩しくて、ゆっくりと瞼を開ける。
大「あ、起こしてもうた？ごめんな」
どこかに行っていたのか、袋を下げて保健室に入ってきた大倉先生。
「いや、寝てたんでいいんですけど」
大「さっき横子ちゃんが荷物届けてくれてんけどなぁ、お昼忘れたっぽいって言うてたから買ってきてんけど」
どうやら購買のパンを買ってきてくれたらしく、揚げ物の匂いが充満していた。
「うっ、、」
昨日口にしたのはタピオカと夜ご飯にキャベツだけ。
所謂拒食症、なのかもしれない。
そんな中体調不良が重なっているならば、揚げ物など口にできるわけがなかった、し、まず病人にコロッケサンドなんて買うばかがいるか。
大「え、そんな体調悪いん？…女の子のやつ？」
「いや違いますけど…っ、ごめんなさい」
大「いや、ただ疲れてるだけかと思っててんけど…ちゃんと毎日食べてる？どんどん痩せてくやん」
「…ええと、」
そんなに顔を近づけて問い詰められれば、答えられなくなるに決まっている。
大「こんな細なって、ダイエットとかしたらあかんからな？」
「いっ、、た、」
急に腕をひょいと掴まれれば、思いの外力が強かったのか、いつも殴られ出来た痣がじんと痛んだ。
ゆっくりと顔をあげれば、大倉先生から先程までの笑顔はとうに消えていた。
続く
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くろむらさき(プロフ) - すーさん» えええ！！ありがとうございます……コメントなんてもらったの初めてなので感激です！！頑張って更新します！(笑)これからも是非読んでください！ (2018年7月23日 20時) (
レス) id: 72d48d4964 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - これからの展開も楽しみなので更新頑張ってください！ (2018年7月23日 18時) (レス) id: bae7291fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろむらさき | 作成日時：2018年5月30日 18時
