. ページ13
横子side(回想)
「……よしっ、ここか……」
今日から、事務所やレギュラー番組を持つテレビ局に近い、このマンションに住む。
学校からはいつもより少し遠くなるし、なにより一人暮らしになる。
小さい頃からたくさんの大人に囲まれ、何も言わなくても世話してもらい、ちやほやされて、、。少しお嬢様だからっていろんなことをひいきされてきた。
私はそんな自分の環境が嫌で嫌でたまらない。
だから親に半強制的に交渉し、自分のお金でマンションを買い、自分のお金で生活をすることにした。
朝から片付けを始め、ようやく昼、終わるめどがたった。
(そろそろ隣の方に挨拶しに行かなくちゃ……)
買ってきた菓子折を持ち、隣の部屋の前に立つ。
私の部屋は一番端なので、隣の部屋が一つしかないのが、人見知りの私にとって利点だ。
「村上さんかぁ……」
休日だから、たぶん部屋にいるかな……。
震える手をのばし、インターホンを鳴らす。
すると出てきたのは、
信「はいはい〜隣に引っ越してきた黒川さ……」
「……え？？」
隣の部屋は、あの村上先生だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くろむらさき(プロフ) - すーさん» えええ！！ありがとうございます……コメントなんてもらったの初めてなので感激です！！頑張って更新します！(笑)これからも是非読んでください！ (2018年7月23日 20時) (
レス) id: 72d48d4964 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - これからの展開も楽しみなので更新頑張ってください！ (2018年7月23日 18時) (レス) id: bae7291fdf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くろむらさき | 作成日時：2018年5月30日 18時
