�◆辞� ページ5
この日はフリの確認と
関ジャニ∞の打ち合わせがあって終わりだった。
相変わらず、すばるくんから離れない…演。
奏は、今度は大倉さんにぐるぐるして
もらっていた。
さあ、帰ろうと思ったその時…
マ「すいません、渋谷さんと安田さん
明日の撮影…急遽変更で今からに…
なってしまいました。」
さっきまで、大倉さんと遊んでいた
奏が血相変えて…
すばるくんの足にしがみついた。
奏「すばる、一緒に帰る？」
今にも泣きそうな…奏。
双子ってこうゆう時何故か伝染する。
すばるくんに抱っこされてる、演も泣きそうに。
奏「いやーっっ！！うわぁーん！！
一緒にっ、帰るぅっ…て約束…し、た。」
途切れ途切れ話す…奏にかけより
「お仕事なんだから、仕方ないでしょ。」
背中をさすりながら、落ちつかせるも…
奏「いやーっっ！！」
演「グスッ…すばるも一緒…うわぁーん！」
演まで泣き出して、
スタジオ中に2人の泣き声が響いた。
ヤバイ…
どうしよう…
慌てていると。
安「撮影でけやろ？連れてったらえぇやん？
僕もおるし…なぁ、渋やん！？」
「えっ？」
渋「演〜？奏も…泣いとったら
一緒に行けへんけどどうするん？」
演奏「行くーっ！！」
安田さんが奏を抱っこして
演は渋谷さんに抱っこされたまま…
笑顔になった。
単純…。
でも、どうしよう。
夜…棚卸しがある。
渋「あぁ〜そっか。Aちゃんがアレや。
どうすっかなぁ？！」
安「お預かりしてもよろしいですか？」
アイドルスマイルで言われたら断れない。
すばるくんに“大丈夫？”とアイコンタクトを
送ると笑いながら頷いた。
「演も奏も、いい子にできる？
ちゃんと安田さん達の言うこと聞ける？」
こちらも、さっきまでとは別人のように
演奏「できるっ！！」
と元気に返事をしていた。
はぁ〜。
「では、ご迷惑かと思いますが…
宜しくお願いします。」
深く頭を下げた。
すばるくんのマネージャーさんが
送ってくれると言ってくれたのを
断った。
2人っきりになるのは無理だ。
その場で2人の荷物を預けて
もう一度深々とお辞儀をして部屋を出た。
心配はあるけど、すばるくんがいるから
大丈夫と少し安心していた。
私がいなくなった部屋では…
横「すごいなぁ。すばるの事ホンマに
信じてへんと無理やろ？預けるなんて…。」
村「そりゃ〜な。
すばるも預かったりせんやろしな。
大事じゃなかったら。」
そんな会話が交わされていたとは…。
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作者名：すばくら | 作成日時：2018年10月28日 14時
