君に恋するその瞬間 (ページ16)

今日:3 hit、昨日:10 hit、合計:33,012 hit

①⑥ ページ16

なんかよく分からない事で盛り上がってる
末ズは放っておいて…

「ねぇ、どこ行くの？」

樹『あれ？言わなかったっけ？
ジェシーの知り合いの焼肉の店。』

「焼肉…そっか…ってか、私化粧なおしてないよ！
最悪…今なおしていいかな？」

樹『ふっ…いいんじゃね？2人とも見てないし。
俺はスッピンでもいいと思うけどね…。』

「そんなの樹だけだよ…。」

私はこっそり化粧をなおした。

その後お店に着いて、時間差で入ろうとする私を
樹は大丈夫と手を引き一緒に入る…。

すぐに個室に案内され、お肉はみんなに任せ私は
ただ食べる専門になっていた。

慎「Aちゃん、呑んでいいよ！
ジェシーも呑んでるし…樹も！！」

「えっ…でも…悪いよ。」

ジェ「気にしなくていいよー、はいどうぞ！！」

「じゃぁ、一杯だけ…。」

って思っていたのに…

お肉は美味しいし、ジェシーくんが呑ませ上手な
もんだから…お酒が進む、進む。

案の定…酔っ払い。

樹『はい、もうヤメとけ…。』

「んー、これだけ！！お願い！！」

樹『たく…。』

「へへぇー、樹好きー」

最後の一杯を飲み終わる前に
意識が途切れた。

目が覚めたら車の中で

「ん〜樹…私、ごめん寝ちゃった…。」

樹『ん、大丈夫だから着くまで寝てろ。』

私はもう一度目を閉じた。

なんだかフワフワする。

あっ、この匂い…樹の家の匂い…

細いくせに大きな背中…大好きな樹の匂い…

樹『A起きれる？着いたぞ…。
Aっ、おまっ、あぶなっ…ぃ…』

まだ、半分起きてない頭で…立ち上がろうとすれけど
フラフラでまた…樹に抱きついた。

そして疑問に思っていた事を聞いてみた。

「ねぇ…私って…樹の、何？」

樹『はぁ！何って…何？彼女だろ…。
えっ？違うの…少なくとも俺は、彼女だと思ってたけど？』

「ふふっ、違くなーい！良かった…
違ってたらどうしようかと思った。はぁ…。』

樹『あのさ、そんな気にしてたんならもっと早く
言えや！！たく…そうゆうとこだよ、Aは…

変に気使いすぎだから…

安心しろっ、お前はもう…俺のだから。』

ぎゅーって抱きしめてくれて
不安も何もかも吹っ飛んだ。

樹の顔を見たらちょっと照れてて可愛いくて
そのまま私から…キスをした。

触れるだけの可愛いキス…

おでこ合わせて見つめながら…2人で笑った。