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安「A?ただいまー!!
お土産買うて来たでー!!」

私はお風呂場に入っていて…気づかなかった。


ガチャッ


「えっ?キャーッ!!」

いきなり開いたドアにビックリして
悲鳴をあげてしまった。

安「ごめん、僕やねん。
ただいまー!!」

一緒に入ると裸になり抱きついてきた…彼。

「もうっ!急に開けたら驚くでしょーっ!!

おかえり…はぁ、お疲れ様。」

安「何でため息?」

「ちょっと心臓が…。
はいっ、座って…。久々に洗ったげる。」

私はタオルを巻いて
章大の髪を洗った。

安「あぁ〜めっちゃええ〜。
このまま寝そう…。」

「それはやめてね。危ないよ。」

トリートメントを流して終わり。

安「なぁ、何でタオルしとるん?」

「いや、なんか恥ずかしいじゃん。」

安「えいっ!!」

タオルを取られたから浴槽に逃げる。

それを追って章大も入ってくる。

彼の足の間に収まる…顔が肩に乗る。

最近はなんだかワイルドな章大は髭がある。

その髭がくすぐったい。


章大の身体は少し痩せていた。

ライブのための絞り込みではなく
やつれた感じがした。

私は章大の手を握り…


「章大?ご飯…食べてる?」

安「ん?おん、食べとるよ。

お酒は飲んでへんからちゃう?
ちょっと痩せたんは。」

「そっか…。

そろそろ上がろう?
のぼせちゃう。」


安「A?」

振り向けば甘いキスが待っていた。

「もう…。」


それから上がってお互いで
髪を乾かし合って、ソファーで寛ぐ。

久々にゆっくり二人でいられるのが
嬉しくて、私は珍しく甘えた。


「章大…?
今週はさ…章大の家にいていい?
来週のライブまででいいから…。」

安「ええよ?
ええけど…どうしたん?急に…。」

「一緒にいたいだけ…。
それと、ライブで最高のパフォーマンスが
できるように食でサポートします!!」

安「ハハッ、頼もしいわ。
お願いしまーす。」


私はもう…心配するような事は言わない。

ただ、側で支えようと決めた。


私に出来る事を私なりに頑張って行こうと
考えて勉強する事にした。

まずは食から…。

外食ばっかの章大の為に
美味しく、栄養のあるご飯を作る事にした。


次の日…二人共休みだったから
必要な物を章大の家に運び、のんびりした。


章大は楽器部屋でギターを鳴らす。

無言でも気を使わない。


やっぱり居心地がいい…。

コレは長い付き合いだからなのかな…と
彼のギターの音に癒されながら思っていた。

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作者名:すばくら | 作成日時:2019年7月3日 5時

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