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私はあの日から…
章大の家に通うようになった。
なんなら…住んでるようなもん。
章大は嫌な顔一つしないで
“毎日、Aがおってくれて嬉しい”なんて
言ってくれる。
何度か…
渋谷さんの名前は出たけど
章大が話してくれる事以外は詮索しない。
気がつけば…もう、卒業シーズンだった。
今日も私は章大の家にいる。
ガチャッ
「おかえっりっ…」
いつもと違う、乱暴なキス。
そのまま…リビングの床に倒され
服を脱がされていく…。
月の光がやけに明るく感じた。
途中で我に返ったのか…
安「ごめん、ホンマにごめん。」
謝りながら服を着せようとする
彼の手を私はそっと握った。
そのまま…少し激しめに唇を押し当てた。
「大丈夫…大丈夫だから、そのまま…して。」
私はどんな章大でも受け入れられる。
章大が求めてくれるなら…
どんな事でも快感に変わる気がした。
ちょっと変態かも。
「んぁっ…ぁっ、んんっ…」
いつもより…強引で…
いつもより…激しく…
何度も…何度も…私を抱いた。
「しょっ、た…はぁ…はぁ…もっと…」
コレで少しでも彼が楽になるなら…
そう願いながら、彼を求める。
安「…ホンマにええの？
壊してしまいそうやねん…これ以上っ」
私は起き上がり彼の上に乗る。
自ら…彼のモノを中に入れ動く。
「壊して…章大…、とめないで…」
彼は私を抱きしめ下から突き上げる。
もう…何度も果てているはずなのに
さっきから…その快感がとまらない。
安「んっ…」
何度目かの絶頂の後…
章大はいつもみたいに私に優しくキスをした。
安「背中痛かったやろ？ごめんな…。」
「ううん、大丈夫。
好きだよ…章大…。」
私からも触れるだけのキスで返す。
私達はこの日…
リビングのソファーで身を寄せ合い眠った。
次の日は起きたらもう…章大は出かけた後で
腰に鈍い痛みが走った。
どうにか…シャワーを浴びようと
お風呂場にいってみるも鏡に映る自分の姿に
赤面した。
身体中に散りばめられた…赤いシルシ。
首、鎖骨、胸…足の付け根まで…
夢中になりすぎていた事に気づいた。
私は付けてないだろうか？
ふと心配になった。
でも…少し嬉しかった。
彼に守られているような気がして…。
今日が休みでよかった。
丸一日、全く動けなかった。
帰ってきた彼に確認すると…
胸にひとつ、お腹にひとつ…背中には爪痕…。
安「愛の証やっ！」
逆に喜んでいた、章大さんでした。
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作者名：すばくら | 作成日時：2019年7月3日 5時
