はち ページ8
「亮？気持ち悪いの？
どうしたの？
笑わなくてえぇから。
大丈夫やから…。
ごめん、気づいてあげられんくて…。」
錦「なんかよう分からんねん。
どうやって歌って行けばいいのか？
これから俺らはちゃんと立って行けるんか？
不安になってまうと…寝れへん。」
こんなに追い詰められてたとは
考えてもみなかった。
壊れちゃう前に…。
「亮…着替えよう。
汗すごい。」
私は洗面器にお湯を入れ
タオルを絞る。
彼の身体を拭く。
放心状態の彼に届く言葉はあるのか…
少ない脳みそフル回転させて考えた。
今の彼には…言葉じゃないと思った。
着替えが終わった彼の手を取る。
私のベッドに寝かせ…
隣そっと寄り添った。
前髪をかきあげ…目が合う。
そのまま髪を撫でる…。
彼の目には涙が今にも溢れ落ちそうだった。
彼が私を抱き寄せて…静かに話した。
錦「俺…怖いねん。
すばるくんおらん関ジャニ∞なんか
想像できへん。
俺がすばるくんの代わりになんて
出来へんし…無理やもん。
すばるくんが決めた道やから…
応援したいねん。
でも、やっぱり居なくなってほしくないねん。」
「亮…すばるくん大好きだったもんね。
尊敬しとったし、憧れとったもんね。
亮が嬉しそうに話してるの覚えてるよ。
抱えこまんでええんとちゃう。
一緒に抱えてくれるメンバーさんがおるでしょ？
その人達と一緒に乗り越えて行けると思うで。
亮はすばるくんの代わりとちゃうで。
亮は…亮でえぇの。
eighterはきっと分かってくれとるよ。
今はいっぱい泣いて…へこんでえぇから。
お仕事の時は頑張ろな？
私はずっと亮のそばにおるから。
安心してなぁ…。」
背中をトントンしてあげたら
耐えてた分…たくさんの涙をながした。
私はそれを全て受け止め、
背中をさすったり、トントンしたり…
“大丈夫”と何度も彼に囁いた。
子供のように眠った彼の目には
まだ涙が流れていた。
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すばくら(プロフ) - あみさん» ありがとうございます。感想頂けてとても嬉しいです^ - ^ (2018年11月27日 14時) (
レス) id: d9920419ff (このIDを非表示/違反報告)
あみ - とても楽しい時間をありがとうございました^ ^ (2018年11月27日 9時) (レス) id: cb0d047fd2 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - 亮ちゃんのことを一番知っているのは主人公ちゃんだからね。これからも読んでいきます。 (2018年11月12日 0時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
すばくら(プロフ) - 倉安LOVEさん» 読んで頂いてありがとうございます。感想を初めて頂いたので嬉しいです。最後はまだ、決めていませんが…楽しんでもらえるように頑張ります。 (2018年11月11日 12時) (レス) id: d9920419ff (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - 初めまして最初から読んでいます。亮ちゃんと主人公ちゃんの幼馴染みの関係もこれで終わりなのかな？これからお互いに守っていってほしいです。 (2018年11月10日 15時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばくら | 作成日時：2018年11月4日 21時
