よんじゅうなな ページ47
ハワイに着いた。
ホテルまでは別々に向かう。
彼がこの旅行の全てを決めてくれた。
だから私は言われるがままにタクシーに乗り
教えられたホテルを告げる。
着いた先は…
小さなホテルだった。
私はフロントで彼の名前を言った。
彼はもう着いてるからそのまま部屋へと
かわいいブロンドヘアのお姉さんに
日本語で言われた。
さすがハワイ…日本語もすばらしい。
部屋は最上階…
数部屋しか無い…。
部屋のベルを鳴らしたら
すぐに彼が顔を出した。
錦「よかったわ〜ちゃんと着いて。
お疲れさん。」
彼は荷物を部屋に運んでくれて
私もやっとリラックスできた。
いつもの白いTシャツにダメージジーンズの
彼の背中に抱きついた。
錦「おわぁーっ？！
危ないやろ…抱きつくんならコッチやろ？」
そう言って前に向き直してを広げた
彼の胸に飛び込んだ。
「亮もお疲れ様。
ライブも大河もぜ〜んぶお疲れ様！！」
錦「おん、ありがとう…。
後は振替公演と追加公演も頑張らなっ！
でも、今は仕事忘れて…
Aと楽しみたいねん♫」
「そうやね…。
ここ、すごいキレイなホテルやな。
いつも泊まるとこなん？」
錦「ん？いや…特別…。」
その言葉の意味を私はよく分かって
いなかった。
「ふ〜ん。これからどうするの？」
錦「飯、行こうやっ！」
「うんっ！」
彼の連れて行ってくれたところは
本当にご飯が美味しくて幸せだった。
海が夕日でオレンジに染まっていた。
もう…
人が少ないビーチを堂々と手を繋いで歩く。
こんな幸せ…ヤバイっ。
歩きながら…
明日は海行って〜
買い物して〜とか話していたけど…
彼は心ここにあらず…って感じだった。
「亮…？どうしたん？」
私が話しかけたら、彼の足は止まった。
なんだか緊張した面持ちで私の両手を取った。
錦「あの〜俺…
Aの前じゃ、いつも弱っちくて
泣いてばっかりで、頼りないかもしらん。
せやけど…Aがおるから、
どんな仕事も頑張れる。
Aがおったから、すばるくんの事も
乗り越えられた。
これからやって…Aとずっと…
一緒におりたい。
アホみたいな事で笑いあって…
時々ケンカもして…。
この仕事やから、迷惑かけたり不安にさせてまう
事やっていっぱいあると思うねん。
それでも…この先…A以外は
考えられへん。
いつになるか分からんけど…
必ず…幸せにする。
やから…
俺と…
結婚して下さい。」
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すばくら(プロフ) - あみさん» ありがとうございます。感想頂けてとても嬉しいです^ - ^ (2018年11月27日 14時) (
レス) id: d9920419ff (このIDを非表示/違反報告)
あみ - とても楽しい時間をありがとうございました^ ^ (2018年11月27日 9時) (レス) id: cb0d047fd2 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - 亮ちゃんのことを一番知っているのは主人公ちゃんだからね。これからも読んでいきます。 (2018年11月12日 0時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
すばくら(プロフ) - 倉安LOVEさん» 読んで頂いてありがとうございます。感想を初めて頂いたので嬉しいです。最後はまだ、決めていませんが…楽しんでもらえるように頑張ります。 (2018年11月11日 12時) (レス) id: d9920419ff (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - 初めまして最初から読んでいます。亮ちゃんと主人公ちゃんの幼馴染みの関係もこれで終わりなのかな？これからお互いに守っていってほしいです。 (2018年11月10日 15時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばくら | 作成日時：2018年11月4日 21時
