じゅうろく ページ16
錦戸side
俺はあの時…
Aの店で、あの女とは
別れたと思っとった。
なのに…あの女はまだ近寄ってくる。
女「ごめん、亮！
あんな奴もう終わったから。」
錦「俺とお前も、もう終わったやろ？
来んなやっ！迷惑やねんっ！！」
女「嫌っ！別れたくないっ！！
お願い…ねぇ、私達相性良かったでしょ？」
錦「ホンマ無理。きしょいねん。」
女「ヒドイっ！もういいっ！！
アンタなんか所詮アクセサリーなんだから！」
そう吐き捨てて、消えた。
今は…Aの事だけ考えたいねん。
仕事帰りにAの店に寄る。
そこには…。
錦「何しとんねん！大倉っ！！」
大「あっ、亮ちゃん！お疲れ〜！」
酔っ払ってヘラヘラしとる大倉がおった。
大「いやね、こないだ大丈夫やったんかな？
って、心配やったから来てみたんよ。
Aちゃん、めっちゃえぇ子やんな！」
もう…何やねん！
ちゃんとAと話したかったんに〜。
「ビール？」
錦「あっ、おん…。」
そういや…Aは俺の事…
どう思ってるんやろ？
結構…イチャコイとったと思うんやくどな。
一緒に寝たり…抱きしめたり…。
幼馴染が強くて、意味なかったんかな？
「亮…？呑まんの？」
錦「あっ、イヤ呑むっ！！」
「変なの…。」
大「やから〜、俺今彼女おらし〜
Aちゃんの事好きやねん。
付き合おうやぁ〜。」
はぁ？何言うてんねん、コイツ。
「あはははっ、大倉くんチャラ〜イ！！
でも、嫌いじゃないです！そうゆうノリっ！」
Aも何言うてんねん？
はぁ？ホンマに付き合うたりせんよな？
そんな中途半端な状態で
他の客のとこ行ってもうた。
大倉を見たら…
寝とるっっ！！
錦「大倉っ、寝るなら帰れやっ！」
大「そんな怒らんといてや〜。
ん〜ホンマに寝る前に帰るわ。」
そう言って勘定して…
大「Aちゃん、考えといてなぁ〜！
亮ちゃんバイバイ！」
最後何言うてんねん、もう！！
AもAやっ！！
ヘラヘラしながら、手ぇ振っとるし。
アカン…めっちゃ嫉妬してもうてる。
錦「マスター、おかわりっ！」
俺は呑んだ。とにかく…呑んだ。
そして…落ちた。
マスター「A、亮…落ちたぞぉ〜。
帰りたのむなぁ〜。」
「何やっとんねん、もう…。」
俺は朦朧とする意識の中…
Aと歩いておった。
そして、部屋に入った瞬間…
僅かな意識も手放してもうた…。
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すばくら(プロフ) - あみさん» ありがとうございます。感想頂けてとても嬉しいです^ - ^ (2018年11月27日 14時) (
レス) id: d9920419ff (このIDを非表示/違反報告)
あみ - とても楽しい時間をありがとうございました^ ^ (2018年11月27日 9時) (レス) id: cb0d047fd2 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - 亮ちゃんのことを一番知っているのは主人公ちゃんだからね。これからも読んでいきます。 (2018年11月12日 0時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
すばくら(プロフ) - 倉安LOVEさん» 読んで頂いてありがとうございます。感想を初めて頂いたので嬉しいです。最後はまだ、決めていませんが…楽しんでもらえるように頑張ります。 (2018年11月11日 12時) (レス) id: d9920419ff (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - 初めまして最初から読んでいます。亮ちゃんと主人公ちゃんの幼馴染みの関係もこれで終わりなのかな？これからお互いに守っていってほしいです。 (2018年11月10日 15時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すばくら | 作成日時：2018年11月4日 21時
