[ドラクエ11]何よりもその瞳が

28 お騒がせしました ページ29

赤い服の少女は入り口付近にいた。
屈強な男性と何やら揉めている。

カミュ「おっ…相変わらず大人相手に
ガミガミやってるぜ…」

男性は少女に何かを怒鳴りつけて
ドアを乱暴に閉めてしまった。

？「全く…話にならないわ…この里の
連中ときたら石頭ばっかり…」

どことなく悲しそうな瞳で
振り向いた少女と私達の目が合った

？「あら？あんたはさっきの…」

なぜか視線がイレブンに注がれている…

アリア「えっと…イレブン知り合い？」
イレブン「し、知り合いというか…」

なぜかしどろもどろになるイレブン

カミュ「それよりも…おチビちゃん、
お前が探してる妹を見つけてきたぜ」

カミュは自分の後ろに隠れている
ルコちゃんに目線を合わせた

カミュ「ほら、お前の姉さんだろ？」
ルコ「あ、あの…あたし…」
イレブン「？どうしたんだい？」

？「誰よその子…あたし
そんな子知らないけど？」

アリア「えっ⁉」
イレブン「ええっ⁉」
カミュ「なに？」

ルコ「あたし一人っ子だよ…はぐれ
ちゃったのはあたしのパパだよ…」

つまり私は勘違いでこの子を
連れてきてしまったという…
は…恥ずかしい…

？「はぁ…人の話もロクに聞けない
なんてとんだひよっこちゃんね」

明らかにカミュを見て言っている

カミュ「なんだとこのチビ…‼
お前の方がガキじゃ…」
アリア「カ、カミュ‼ストップ‼」


ごめんカミュ‼

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