27 迷子の迷子の女の子 ページ28
アリア「それで、ルコちゃん…
だったよね？家族とはぐれたんだね？」
ルコ「うん…どこに行っちゃったのよう…」
アリア(うーん…もしかして酒場の
入り口で揉めてたあの女の子の兄弟
とか？妹を探してたみたいだったし)
アリア「じゃあルコちゃん、私が
探すのを手伝ってあげよっか？」
ルコ「えっホント⁉お姉ちゃん‼」
こんな穢れのない純粋な瞳で
喜んでくれたら何がなんでも
助けようという気分になる。
母性本能？ちょっと違うか
アリア「けとお姉ちゃん、仲間と
合流したいからちょっとだけ
待つのガマンしてくれる？」
ルコ「うんっ‼ちゃんと
いい子にしてる‼」
天使みたいに可愛い…
さっきまで辛いこと考えてたのに
そんな悲しさなんて一瞬で吹き飛んだ
子供って癒されるなぁ…
アリア「あっカミュ‼イレブン‼」
イレブン「あ‼アリアだ‼おーい‼」
カミュ「おう…ん？どうしたそいつ？」
アリア「うん、実はね…………」
カミュ「なるほどな…じゃあ早く
あの赤い服の子供に会わせてやろうぜ
俺たちが連れてってやるからな」
ルコ「うっ…うんっ‼うんっ‼‼」
頰を赤くしながら勢いよく頷く
ルコちゃんに少しもやっとした
だめだめ‼子供相手に嫉妬なんて…
首を横に振って全力で振り払い、
私達は赤い服の少女に会いに行った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクキラネ(プロフ) - 桃さん» 自分の中でカミュはどんな状況で何をするべきかをしっかり決断できる頼もしい存在という印象なのでそれを意識して書いていました。気づいてくれて嬉しいです！これからも頑張ります！ (2017年11月13日 19時) (
レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - 甘さと優しさを履き違えないカミュの強さ(覚悟)があの言葉から感じられて、なんだか凄く響きました。私の勝手な解釈ですいません(笑) 本当に大好きなお話なのでこれからも楽しみにしていますね♪ (2017年11月13日 10時) (レス) id: 8011a5496f (このIDを非表示/違反報告)
サクキラネ(プロフ) - 桃さん» 自分自身が考えたセリフにこんな嬉しい褒め言葉をもらえるとは思いませんでした！またミスや誤字脱字などありましたらぜひぜひよろしくお願いします！ (2017年11月9日 20時) (レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - どういたしまして^^いつも楽しく読ませていただいてます♪特に神殿でのカミュの『次はもう〜』の言葉が印象的ですごく好きです！これからも応援しています(*^□^*) (2017年11月9日 17時) (レス) id: 8011a5496f (このIDを非表示/違反報告)
サクキラネ(プロフ) - 桃さん» 訂正ありがとうございます！かなり大事なシーンなのにミスしてすみませんでした！ (2017年11月9日 6時) (レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サクキラネ | 作成日時：2017年10月22日 14時
