22 現実逃走中開始 ページ23
グレイグ「逃がすものかあっ‼
悪魔の子とその一味め‼」
英雄グレイグを中心に
デルカダールの馬はとても速い
アリア「メラッ‼」
一瞬猛攻が止まったが、器用に避けてまた来た
アリア「っく…二人とも急いで‼」
私の呪文は足止め程度にしかならない
けれどグレイグ将軍の怒りを
買ってしまったみたいで…
グレイグ「く…あの女からだ‼やれっ‼」
しまった‼と思ったと同時に私を庇った
イレブンの乗っていた馬に矢が刺さり、
イレブンは放り投げられてしまった。
アリア「イレブンっ‼‼」
グレイグ「いまだ‼悪魔の子を捕らえよ‼」
戻ろうとする前に
すれ違うように馬が駆けていく
カミュ「イレブン‼つかまれ‼」
イレブン「カミュ‼」
そう言って手をのばすとカミュの手は
イレブンの手をしっかり握って引き上げた
イレブン「ありがとうカミュ‼」
カミュ「気をつけろ‼」
側で逃げるイレブンの鞄から
穏やかな光が見えてきた。
カミュ「イレブン‼その石を出せ‼
お前の爺さんから貰ったあの石だ‼」
イレブン「あっ‼まほうの石‼」
彼の掲げた石でほこらの扉が開く‼
グレイグ「逃がすものかあっ‼」
カミュが乗っていた馬にも矢が刺さり、
最終的に2人は投げ出された‼
カミュ「走るぞイレブン‼」
先に馬でほこらに着いた私は
開いた扉に入り、2人を待った
アリア「二人ともっ‼急いでっ‼」
事前に辿り着いた私が
2人に両手を向けた‼
あと5メートル‼
4…3…2…1‼
私に引っ張られたイレブンと
カミュは無事中に入ることができた
同時に扉が閉まる…
なんとか助かったんだ…
グレイグ「悪魔の子イレブンめ…
地の果てまで追い詰めてやるからな…」
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サクキラネ(プロフ) - 桃さん» 自分の中でカミュはどんな状況で何をするべきかをしっかり決断できる頼もしい存在という印象なのでそれを意識して書いていました。気づいてくれて嬉しいです!これからも頑張ります! (2017年11月13日 19時) (レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - 甘さと優しさを履き違えないカミュの強さ(覚悟)があの言葉から感じられて、なんだか凄く響きました。私の勝手な解釈ですいません(笑) 本当に大好きなお話なのでこれからも楽しみにしていますね♪ (2017年11月13日 10時) (レス) id: 8011a5496f (このIDを非表示/違反報告)
サクキラネ(プロフ) - 桃さん» 自分自身が考えたセリフにこんな嬉しい褒め言葉をもらえるとは思いませんでした!またミスや誤字脱字などありましたらぜひぜひよろしくお願いします! (2017年11月9日 20時) (レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - どういたしまして^^いつも楽しく読ませていただいてます♪特に神殿でのカミュの『次はもう〜』の言葉が印象的ですごく好きです!これからも応援しています(*^□^*) (2017年11月9日 17時) (レス) id: 8011a5496f (このIDを非表示/違反報告)
サクキラネ(プロフ) - 桃さん» 訂正ありがとうございます!かなり大事なシーンなのにミスしてすみませんでした! (2017年11月9日 6時) (レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクキラネ | 作成日時:2017年10月22日 14時