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「えっ、ちょ、せんせ？」
慌てて先生の手を掴んで顔を除く
にっこりと微笑まられた後に、また頭を撫でられて
亮平「ね？作ってもらうんだし、これぐらい良いじゃん？
あと、補習授業が遅くなったお詫び」
変なところできっちりしている先生にそれ以上の言葉が出なくて、そっと手を引っこめる
サラッと何も無かったかのようにかっこいいことが出来るのだから、本当に心臓に悪い
車に乗る前も、荷物を持ってくれてサラッと助手席のドアを開けてくれて
ほんとに、毎日のように毎秒のように好きな気持ちが膨らんでいく
家に着いて、少し玄関で先生に待ってもらって
洗濯物とかを片付ける
見られなくないものもあるだろうからって先生が言ってくれて
ほんとうに先生から抜け出せなくなる
急いで取り込んで、とりあえず寝室の机の上に雑において
先生を家の中に入ってもらう
先生に持たせていた食材が入ってる袋も受け取って、料理をする
その間先生には、テストの採点とか色々してもらって
亮平「まぁだ？」
なんて言って私の後ろから顔を覗かせる
先生がこんなにも近くにいるのだから、緊張しないわけがなくて
胸がキューって締め付けられて
先生の優しい匂いが私を包み込んで
幸せな気持ちになった
「まだです。あと少しかな？」
本当は、絶対に使わないタメ語だけど家に帰って緊張感が抜けたのか
タメ語が少し入っちゃって
やっぱり何をする訳でもなく私の頭を撫でて
またリビングの方へと戻っていく
顔から炎が出るみたいに暑くなっちゃって
また火の近くにいるから余計に暑くなって
仰いでも仰いでもその暑さは変わることは無かった
「できたぁ！」
お母さんがよく作ってくれた、特製のドレッシングも上手くできて
机に運ぶ
キラキラと目を輝かせた先生が、大人しく椅子に座ってて
その姿を見てまた愛おしく感じて
ハンバーグを口に運んで口に含む
もぐもぐと口は動いていて、信じられないくらいに笑顔になって
「どう……ですか？」
この一言を言うのにもすごく勇気がいった
自分以外の誰かに手料理を食べてもらうなんてこと無かったし
初めに食べてもらう人が、お母さんでもお父さんでもなくて
私の大好きな先生で
幸せそうにハンバーグを口にする姿から、何となく予想は着いたけど
やっぱり先生の口から聞きたくて
亮平「おいひぃ！」
普段とは予想がつかないほど、わんぱくな姿だった
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さな(プロフ) - ほのさん» え、本当ですか！？気をつけてたんだけどなぁ……教えて頂きありがとうございます！ (2019年8月22日 13時) (
レス) id: d6e98db13a (このIDを非表示/違反報告)
ほの - ふっかの名前が辰也になっているんですが辰哉ではないですか？お話はとても面白いので更新頑張ってください！ (2019年8月22日 13時) (レス) id: 44252da1e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：wwssseee | 作成日時：2019年7月4日 22時
