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そんな私の毎日が変わったのは12月頃。
不思議な夢を見た。
小さな"私"がいて、その"私"の目の前にいる男の子と小指を絡ませていて。
「約束だね、」
「うん、、忘れないでね」
そんな会話をしていた。
私が元気だった頃。
まだ私が外で元気よくはしゃぐことが出来ていた頃だ。
そんな夢を数日間ずっと見ていた。
「おはよう、」
そして、また朝が来る。
私にもちゃんとあさが来た、なんて思うことは最近減って。
でもその代わりに、
あの夢は、あの男の子は誰
って考えることが増えた。
「夏輝ちゃん？」
「……」
その声に振り返れば、私よりも何センチ分が高い男の人。
私こんな人と知り合ってたっけ
入院中に仲良くなった子かな
上手く回らない頭でそんなことを考えた。
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作者名：wwssseee | 作成日時：2020年8月1日 23時
