わたあめみたいな ページ4
晶哉「夏輝ちゃぁん！」
「ん？」
晶哉「こっち！」
なんでこうなってんの…。
大きな背中に手を回して、大きな体に包まれる。
晶哉「甘えてください」
「ふふっ、唐突すぎ」
横に揺れたり、手を握られたり。
晶哉「あ、これ夏輝ちゃんが好きそうだと思って買ったんですけど、」
「まっちゃ！」
晶哉「これあげるな？」
「ありがと！」
ペットボトルの抹茶ラテ。
人気が出すぎて、一時期はどこのスーパーに行っても完売してて。
晶哉「全然開けれてないで？笑」
「今日全然力ないんじゃけど笑」
晶哉「貸して」
…やっぱりこーゆーとこは男の子だなって思う
私がやるとクルクル回るだけだったペットボトルのキャップがスルッと開いた。
誠也「今日正門ちゃうんや」
「晶哉くんがいい」
晶哉「可愛いっすねほんとに、夏輝ちゃん」
小島「俺んとこに来てくれや」
「やだ」
晶哉「へ、めっちゃでろ甘やん可愛いっ」
朝会ってからずっと晶哉くんに甘やかされて、
気分はいつの間にか晶哉くん一色。
お昼すぎから集合し始めた他メンバーに誘われても晶哉くんの傍から動きたくない。
晶哉「ん？これ食べます？」
「ん、食べる」
晶哉くんの隣にピッタリと座って
晶哉「口開けて」
「へ？」
晶哉「あーんしたる」
「…それは、ちょっと、、さ、」
ただでさえ、最初の発言から年下に…って思ってたのに
あーんなんてしてもらってるなんてファンの方が知ったら、
私の人生終わってしまう。
晶哉「あ、じゃぁいらんの？」
「…いる、、」
結局、晶哉くんには勝てない。
自分でも自覚にしてる。
でろ甘にも程がある。
綿あめみたいにふわふわとした空気感で、
やわやわとした笑顔を見せられて、
ピシッとした男の人感を出されて。
晶哉「…夏輝ちゃんめっちゃ可愛い」
一日中甘やかされる。
ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ ｰ
おっきいわんこさん、リクエストありがとうございました!!
こんな低クオで良ければまたリクエストしてください!!
続く
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作者名：wwssseee | 作成日時：2022年8月19日 0時
