増田side ページ12
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まさかのバイオレットフィズ
カクテル言葉知ってんのかな
聞いてみるか
「お待たせいたしました」
小「ありがとうございます、」
「...このカクテルのカクテル言葉はご存知ですか?」
小「え、まぁ...なんとなくなら?」
「"私を覚えていて"」
さぁどう出てくるかな
「僭越ながら、もしかしてうちのAのことがお好きなのでは?」
顔に「え?」って書いてあるなこの人
「おっと失礼。誤解を生みましたね」
小「誤解...?」
「"うちの"は、うちの店のってことですよ。」
なんでわかるのこの店長
って顔してる
こんなに顔にでる人と出会ったことねぇな、
「お名前お聞きしてもよろしいですか」
小「小山...と申します」
「小山さん。ですね。
増田貴久、というのでお好きにお呼びください」
小「まっすー、、、」
「え?」
小「いや、他のお客さんがそう呼ばれていたので...」
「いや、まっすーでいいですよ」
なんかこの人にまっすーって呼ばれんのあんま嫌じゃないな
いつもなら常連さんじゃないと嫌なんだけどな、
あ「店長」
「あ、え?」
あ「なにぼーっとしてるんですか
閉店時間ですよ」
「うわ、まじかもうそんな時間?」
あ「もう23時です」
「うおーやべやべ」
小「A...」
ん?今名前...
あ「小山さん、お会計しますよ」
「あ、おう」
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作者名:咲羅 | 作成日時:2022年3月6日 21時