検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:14,820 hit

暑いが勝ち ページ12

ミーンミンミン






絶賛夏休み中のあたしは起きたら13時
という自分でも引くほど寝ていたので
ある







『……何か食べよ…って、ん?』






LINEの通知がなんと100件になっていた



まあ、正体はわかるけど




真希が、暇だ…とスタレンしてきていた





うるせぇ黙れ炙るぞ、と返しLINEを
閉じようとしたが間違えて沖田との
トークを開いてしまった




交換した日から何もやりとりがないはず
なのに「沖田さんがメッセージの送信
を取り消しました」と表示されていた




『間違えたのか…ま、いっか
コンビニ行こ…』





冷蔵庫を確認するとアイスしか
なかったので近くのコンビニに行こうと
腰を上げた



ちなみにあたしは1人暮らしである









ーー



コンビニは近いので歩いて行くことにした




普通なら暑い…と思うのだが、
先日パパ上が買ってくれた首にかける
扇風機を装着していたので勝ちである





左右から吹く風を感じながら
コンビニに到着





『……おおっとお?』




入って早々雑誌コーナーには沖田が
いた




最近すごく会うなぁ…




暑い中扇風機なしで来たのか、
汗をかいてる




そんなに仲良いわけでもないし
しかも最近喋ったぐらいだし




向こうもこちらに気づいていないようだ
話しかけなくて…いいか、と
思ったあたしは静かに横を通りすぎた









適当に買い揃えコンビニを出ようと
出口に向かおうとしたが




沖田もちょうど出ようとしていたのか
コンビニから出る直前だった




必然的にあたしは沖田の真後ろを
歩く形となる




いや、ここまで来たら挨拶ぐらいは
するべきなんだろうか…




と、あたしが少し悩んでいたら
沖田が不意に振り向き目があった





「……!!…お前ェ…」




そんな驚く?、と思ったが
何か喋らなければ…




『こんにちは、暑いね…』




「……だねィ…、…あっ」



コンビニの出入り口前で立ち止まって
いるもんだから人にぶつかりそうに
なった





が、沖田があたしの腕を引いて
それを阻止してくれた





『ごめん、ありがとう』




「……ん、」




沖田は自分の方向にあたしを
引きつけたもんだからすごく
距離が近い



しかも未だに手は握ったままだ





その場に沈黙が流れる




が、それは沖田に破られることとなる





「………あのさ、」









『……ん?』

現代社会→←察し



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
84人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 学パロ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

すずらん(プロフ) - 最高です!!!続き気になりすぎて寝れない… (2019年9月5日 21時) (レス) id: e8acd5cb6d (このIDを非表示/違反報告)
もちもちにゃんこ(プロフ) - 尊い。。 (2019年8月23日 14時) (レス) id: e0b2b82e8e (このIDを非表示/違反報告)
沖田が尊すぎて死ねる - とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年8月21日 8時) (レス) id: 46c6bbd41c (このIDを非表示/違反報告)
まみー - 面白いです!無理せず更新がんばってください! (2019年7月27日 23時) (レス) id: 7295f19896 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サキ | 作成日時:2019年7月16日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。