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今すぐデートしたい、って言われた。
でも俺は7時過ぎまで仕事あるから、って断った。
そしたら、それまで待つから、って言われた。
俺は今日も、テテの家に行く予定だった。
予定崩れた。
「Aオッパは私服もかっこいいですねえ」
「あー、どうも」
そんな引っ付くなよ、歩きにくい。
香水の匂いもキツい。
あーあ、これがテテだったらなあー。
いろいろ語れて楽しいんだろうなあー。
はあ…テテん家行きたい。
「あ、オッパ〜、あそこ行きましょ？」
「はあ？…いや、あそこはダメだろ」
ソアさんが指さしたのは見るからにえってぃなホテル。
ほんとむりです。
俺好きな人じゃないと嫌な人だから。
不能とかじゃなくて、俺は誠実なわけ。
「オッパ、据え膳食わぬはなんとやらですよお」
「俺食べるもんは選びたいから…」
「えっ、」
「あ、やべ」
うっかりうっかり。
口を滑らしてしまったよ。
まあこのまま変に期待させるより、この辺ではっきり言っといた方がいいか。
「俺そんな媚び売ってる人とかより、素直な子の方が好きだし」
「は…、」
「人の気持ち考えてくれる子の方が好きなわけ」
「何言って…」
まるでテテみたいな人。
テテ女版みたいな子いないのかな。
中身の話ね。外見には文句つけないから。
「だから君とはちょっと無理です」
「…な、によ…」
「はい？」
言い切ってスッキリしてたら、なんだかプルプル震えてるソアさん。
あれ、なんだかヤバい雰囲気。
「いいのは顔だけね！こっちからだって願い下げよこのクソ男！！」
「んぶっ、！」
俺の顔に1発、強烈なビンタを喰らわせて颯爽と去っていくソアさん。
左のほっぺがヒリヒリ痛む。
ええ…俺悪いことした？
……言い方が悪かったのかな。
てか、あれが本性かよ…。
おっかねえな、女の子って…。
そんで…俺やっぱりかっこよかったんだ。
「まあいいや。テテん家行こうっと」
よし、これで用事も済んだし。
テテとタナに会って癒してもらおう。
テテとタナ…素晴らしい組み合わせだわ。
てかタナってメス？オス？
オスなら擬人化させてテテと合体させちゃうんだけど。
……さすがにそれはない。
ビンタされて頭おかしくなったかも。
ごめん、タナ。こんな俺を許してくれ。
おやつ買っていくから。
「テテん家住みてえ〜…」
お盛んな夜の邪魔はしないからさぁ。
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リト - とても大好きな作品が見つかりました！他の作品も全て漁ります☀︎ (2022年4月13日 22時) (
レス) id: 2df230b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 素晴らしく良かったです。ご馳走様でした！！ (2021年3月5日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - 更新ここまでほんっっっとにお疲れ様でした！これからも頑張って下さい！ (2021年3月1日 21時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - うわぁ。もう、続きが楽しみ〜。(≧◇≦) (2021年2月28日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
taitaitai_123(プロフ) - とても続きが気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年2月21日 17時) (レス) id: 02fd041d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぐまっと
| 作成日時：2021年1月2日 10時
