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「ん〜〜ッ！」
TH「っ、は、Aっ、ほんとにほんと？」
「ほんと、だからっ」
長いこと唇を押し当てられて、息が続かなくなった。
テテの胸板バンバン叩いて、死ぬ直前でやっと離してもらえる。
口を離したあとのテテはまだ頭が追い付いてないらしくて、少し興奮気味。
さっきまで俺も頭追い付いてなかったけど…。
早く分かれ。
TH「A、女の子好きなんじゃないの？俺、男だよ？」
「知っとるわ」
TH「ならなんで？俺、今やばい、おかしい」
俺だって不思議なんだ。
目の前のテテは背でかいし、まあまあごついし、筋肉意外とあるし。
女の子みたいな胸ないし。
腰としりは良い具合だけど。
顔面も最強だけど。
なんか、好きなんだ。
愛しい。
「…テテの1番にはなれないって、前から思ってた、友達としてでもなんでも」
TH「え…そんなこと、」
「でも割り切れなくなったんだ、気持ちが抑えられなくなった
テテに触られて、でも嫌じゃなくて、なのにテテは俺のこと見てくれてない」
ほんとにつらかった。
けど、俺はそのおかげで気づけた。
テテへの気持ちに。
「俺…気づいてないだけで、テテのことだいぶ前から好きだったよ、…多分」
TH「多分…」
「腐男子に目覚めたのもテテのせいだし、全部テテのせいだ」
キッて睨みつけたのに、テテはすごい優しい顔して
TH「うん、俺が、俺が全部責任とってあげる」
なんて言って、幸せそうに口を四角くして笑ってる。
そんなテテが好きだよ。
テテが笑ってるだけで、全部良かった、って思えるから
TH「A、友達じゃなくて……俺の彼女になってください、」
「うん、よろし、…く」
そっと差し出された手を握る。
テテの手は大きくて、包容力がすごい。
そんで、あったかい。
TH「ちょっと、なんで詰まるのっ」
「いや、やっぱ俺が彼女なんだな、うん」
TH「当たり前じゃん」
まあ、あの時のテテの顔見てから攻めにしか見えてないんだけど。
…そう、受けのテテを最近想像できない。
俺の楽しみが消えた。
TH「じゃあAにはこれから頑張ってもらわないとね」
「はい？」
TH「準備とか大変なんでしょ？Aいっぱい話してたじゃん」
「え、おま…うわ！変態かよ！すぐそっちに結びつけやがって！」
TH「散々下ネタ話してたAに言われたくないです〜」
こんな新しい関係の新しい俺らを見てて。
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リト - とても大好きな作品が見つかりました！他の作品も全て漁ります☀︎ (2022年4月13日 22時) (
レス) id: 2df230b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 素晴らしく良かったです。ご馳走様でした！！ (2021年3月5日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - 更新ここまでほんっっっとにお疲れ様でした！これからも頑張って下さい！ (2021年3月1日 21時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - うわぁ。もう、続きが楽しみ〜。(≧◇≦) (2021年2月28日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
taitaitai_123(プロフ) - とても続きが気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年2月21日 17時) (レス) id: 02fd041d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぐまっと
| 作成日時：2021年1月2日 10時
