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今めっちゃ走ってる俺、Aです。
今日こそテテより先にテテの家にたどり着きたい。
なんとなく。
すっかり顔見知りになった警備員さんに挨拶して、
玄関までダッシュ。
TH「あ、遅い」
「えっ」
そこにいたのは玄関の扉に寄りかかってるテテ。
それだけで絵になるくらいかっこいい。
誰もが1度は見惚れるであろうこの顔面、1回見たら10秒は動けないでしょ。
あぁ、一体どれだけの女を落としてきたんだか…。
絶対事故画ないな。
だけども！
メンバーと過ごす夜はその美しい顔が崩れる！
テテのいい所なんて知り尽くしてるから、攻めて攻めて攻めまくってさ。
テテは見事、どろどろになるの。
最高。ヨダレ出そう。
TH「なに変なこと考えてんの」
「え、バレた？」
TH「Aは大体そういうことしか考えてないもん」
「てへ。じゃあ今日も聞いて？」
TH「俺が聞いてなくても話し出すじゃん」
ガチャ、ってドアを開けて、部屋の中に通される。
うっわ、相変わらずすんげえお家。
一部屋ぐらい無断で借りててもバレなさそうだな。
……今度やってみよ。
「ていうか、わざわざ外で待ってなくて良かったのに」
TH「いーの、待ってたかったの」
「テテ………さすが受けの鏡！」
TH「は？」
そういう健気なところが受けっぽい。
寒くても暑くても吹雪でも大雨でも、何時間でも待っちゃうタイプっていうの？
尽くすタイプ？もうグッドグッド。ベリグー。
TH「Aうるさいじゃん」
「はい？」
TH「だから、外で1人で騒ぎそうだから。俺監視役」
「あっ、なるほど、照れてる？」
TH「はい？」
照れ隠しという名の素晴らしい技ね。
こんなただの友達の俺まで誘惑するなんて。
テテはほんと魔性の男。
でも俺、恋愛対象がっつり女の子なんだわ。ミアネ。
TH「もう、早く部屋入って」
「へいへい」
グイグイ肩を押されて、幾度となく通ったリビングに入る。
いやあ、広いわあ。
「あ！タナぁ〜！」
わっふわっふ
ソファーの方から走ってきた、もふもふの黒い塊。
ヨンタン…！
愛しの、癒しの…！
「ただいまあ〜♡」
TH「おじゃまします、でしょ」
わぁああ、ってテテのこと見るまでは俺に向かって走ってきてたのに。
テテがリビングに入った瞬間テテにロックオンしちゃって。
やっぱり飼い主には勝てないのか。
いつか俺が飼い主にすり変わってやる。
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リト - とても大好きな作品が見つかりました！他の作品も全て漁ります☀︎ (2022年4月13日 22時) (
レス) id: 2df230b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 素晴らしく良かったです。ご馳走様でした！！ (2021年3月5日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - 更新ここまでほんっっっとにお疲れ様でした！これからも頑張って下さい！ (2021年3月1日 21時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - うわぁ。もう、続きが楽しみ〜。(≧◇≦) (2021年2月28日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
taitaitai_123(プロフ) - とても続きが気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年2月21日 17時) (レス) id: 02fd041d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぐまっと
| 作成日時：2021年1月2日 10時
