13．＊ ページ14
TH「A、ちょっとかたくなってる」
「う、るさ、離せ、」
パンツ越しに俺のをゆるゆる触るテテ。
こいつ、何考えてんのか分かんねえ。
テテの肩をぐ、って押しても微動だにしない。
くそ、酔っぱらいのくせに。
「な、んでこんなこと、」
TH「……ちゃんとさわってあげる」
「んっ、ばか、きたないって、！」
TH「きたなくない」
テテが俺のを握って上下に動かすたび、
ぐちゅぐちゅ、いやらしい水音が響く。
好き勝手にいじられて、身体がピクピク反応して、
情けない。
俺は友達の手で気持ちよくなってる。
「っは、ぁ、だめ、も、やめろ、」
TH「やめていいの？Aのココ、もっとして、って言ってる」
「く、っそ、」
誰だよ、こいつ。
俺はこんなテテ知らない。
目はなんかギラついて、あっという間に食われそう。
お前、全然受けじゃねえじゃん、
TH「A、かおかくしちゃだめ。みせて」
「あっ、あほ、テテのばか、」
TH「ん、かあいい、」
腰がへこへこ勝手に動いて、
あ、もうだめ、イきそう、
「だめ、テテ、っ、も、いくから、」
TH「だしていーよ」
「んっ、はなして、ぁ、ばか、っ、あ！」
離せ、って言ったのにさらにスピード上げるなよ。
そのおかげであっという間に果てた。
テテのきれいな手の中に、全部出してしまった。
肩で息をしながらだんだん冷静になってくる。
罪悪感と、なんで？って純粋な疑問。
TH「いっぱい、でたね…」
「っ、はぁ、なんで、お前、」
TH「…れんしゅう、だよ」
練習。
攻めになるための練習、って言ってたっけ。
つまり俺は、利用された。
あのギラついた目で、俺にジミンさんを重ねて見てたわけ。
「……どけ」
なぜか俺の上に寝転がってるテテ。
反応も何も無いと思ったら、寝てた。
はいはい、用が済んだら俺はほっぽっておやすみタイムですか。
そうですか。
「…意味わかんね…っ」
俺はテテの1番になれないことくらい知ってる。
分かった上で友達やってるし。
ジミンさんとテテの関係を向上させることができた、
俺はそれに貢献できた、多分。
腐男子として本望じゃん。
なのに、なんで
「虚しい、なぁ、っ」
なんか泣けてくる。
俺はテテのなんなんだろう。
テテは俺のなんなんだろう。
分かんないことだらけで、モヤモヤして
悲しいし苦しい。
今だけ、泣かせて。
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リト - とても大好きな作品が見つかりました！他の作品も全て漁ります☀︎ (2022年4月13日 22時) (
レス) id: 2df230b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 素晴らしく良かったです。ご馳走様でした！！ (2021年3月5日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - 更新ここまでほんっっっとにお疲れ様でした！これからも頑張って下さい！ (2021年3月1日 21時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - うわぁ。もう、続きが楽しみ〜。(≧◇≦) (2021年2月28日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
taitaitai_123(プロフ) - とても続きが気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年2月21日 17時) (レス) id: 02fd041d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぐまっと
| 作成日時：2021年1月2日 10時
