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TH side
ピコンッ
って誰かから連絡が入る。
Aかな、って思ったらやっぱりそうだった。
「ジミナぁ、用事できたから帰る」
JM「ん〜、分かったけど……女？」
「えーっとね、俺のことが大好きな子」
JM「は？」
「いや、俺とジミナがイチャイチャしてるのが大好きな子」
JM「…は？」
「別にグガでもヒョンでもいいんだけど」
質問に答えてよ、ってうるさいジミナは無視する。
どんな質問してたっけ、ジミナは。
あ〜、でも安心して
「男の子だよ」
そんでもってイケメン。
腐男子こじらせてなければ、さぞかしモテただろうに。
でもこじらせたきっかけは俺だから何も言わない。
謝らないもんねっ。
JM「へぇー、今度会わせてよ」
「会わせる…？ジミナに？」
JM「僕以外に誰がいるの？」
「あれは……会わせたらダメなやつだ」
顔を合わせたらすぐに喋り出すから。
深い話を。
ジミナが聞いたらどんな反応するのか面白そうだけどね。
「またいつかね」
JM「会わせてくれなさそうだな」
ばいばーい、って手を振ってその場を後にする。
Aは今どこにいるんだろう？
なるべく公共の場で会いたくない。
あいつ声でかいから…さ。
そんなこと考えながら歩いてたら、ポッケでスマホが震えた。
お？電話だ。
「ヨボセヨ〜？」
『あ！テテ！どこにいんの〜？』
「ん〜、道歩いてる」
『え！走っていい？』
「いいよ〜。そのまま走って俺の家行って」
『分かったあ！』
そのままブチッて切れた電話。
相変わらず元気なA。
電話越しでも声でかい。
っていうか俺が道歩いてたら走っていい？ってどういうことだろう。
多分考えすぎたらダメなやつだ。
「酒買ってこうかな…」
俺は飲まないよ、でもAが飲むの。
ジミナに負けずとも劣らない酒豪だから。
でも身体心配だし、今日は買〜わない。
家に帰ったら早速Aの話が始まって、
夜になっても終わりそうになくて、
結局そのまま寝落ちして……
今日もお泊まり会コースだな。
まあAといるの楽しいからいいもんね。
なんなら俺もうワクワクしてる。
いや、俺と誰かのえっちな話が聞けるからじゃないよ？
そこんとこよろしく。
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リト - とても大好きな作品が見つかりました！他の作品も全て漁ります☀︎ (2022年4月13日 22時) (
レス) id: 2df230b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 素晴らしく良かったです。ご馳走様でした！！ (2021年3月5日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - 更新ここまでほんっっっとにお疲れ様でした！これからも頑張って下さい！ (2021年3月1日 21時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - うわぁ。もう、続きが楽しみ〜。(≧◇≦) (2021年2月28日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
taitaitai_123(プロフ) - とても続きが気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年2月21日 17時) (レス) id: 02fd041d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぐまっと
| 作成日時：2021年1月2日 10時
