5． ページ6
TH side
「ジミナぁ、」
JM「なに〜」
「ジミナは攻めらしいよ」
JM「…なんの話？」
「ジョングガ〜」
JK「はい？」
「あんあん喘がないよね？」
JK「……はい？」
昨日も散々語られて、目が覚めたときは既に朝。
リビングのソファーでタナをぎゅーしながら寝てた。
A来たときあるある。
Aは床で寝てて身体痛そうだったけど知らない。
そのまま放置して家出てきたし。
JK「なに物騒なこと言ってるんですか」
JM「物騒とは」
JK「僕はあんあん喘がす側なんで！」
「だよね、知ってた」
昨日Aが変なこと言うからちょっと心配になった。
あんあん言ってるグガを想像するだけで…鳥肌。
身震いする。
JM「てか攻めってなに？」
「え？おしりにちんこ突っこむほ…」
JM「っばか！声でかいな！そんぐらい知ってるわ！」
「ええ、じゃあどゆこと」
JM「なんで僕が攻めだかなんだかの話になってんの？」
「あー、昨日Aが言ってたんだよ。俺はジミナは受けだって主張したのに全否定されたもんだから俺ばっか受けみたいで悲しい…」
JM「は？」
むん、思い出しても納得いかない。
いや、ジミナは意外とかっこいいところあるけどさ…
ギャップって言ってたっけ。
夜はドS？
ジミナの夜の情事とか…
「おえっ」
JM「いや勝手にえずかないでよ。ていうかお前受けなんだ」
「ちがうっ、それはAの頭の中だけっ」
JK「別に受けでもいけるくないですか」
「なっ、いーの、受けは！」
俺は受けじゃないの。
俺はAに、攻めだって思わせたい。
JM「Aさんは男の人が好きなの？」
「え、Aは普通に女の子が好きって聞いた」
JM「良かったね」
「なんで？」
JK「Aさんに襲われないで済むじゃないですか」
あーね、Aは腐ってるだけだからねぇ。
俺と誰かを組み合わせるのが大好きな子だから。
でも、好きなのは女の子なんだ。
俺の前でずーっと腐った話してるAなのに。
俺の話しかしてないのに。
そんななのに…A、女の子と付き合っちゃうんだ。
「…なんか、やだなあ」
俺の方が絶対Aのことよく知ってる。
でもちゃんとしたAを見たことがない。
普通にしてればイケメンなんだから、本性晒してなければモテちゃうはず。
AにはAの世界があって、でも俺はそれを知らなくて。
…あれ、なんか急に不安。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1456人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リト - とても大好きな作品が見つかりました！他の作品も全て漁ります☀︎ (2022年4月13日 22時) (
レス) id: 2df230b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 素晴らしく良かったです。ご馳走様でした！！ (2021年3月5日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - 更新ここまでほんっっっとにお疲れ様でした！これからも頑張って下さい！ (2021年3月1日 21時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - うわぁ。もう、続きが楽しみ〜。(≧◇≦) (2021年2月28日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
taitaitai_123(プロフ) - とても続きが気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年2月21日 17時) (レス) id: 02fd041d28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らぐまっと
| 作成日時：2021年1月2日 10時
