50 ページ7
.
(信五サイド)
ー3年後
「続きまして、特別ユニット、SUBARUさんとAさんです!」
司会の人が言うと、テレビ画面に映るAとすばる。
俺らは、家のテレビからその様子を見守る。
信五「おおい、始まったぞ!」
隆平「えっ、ちょ、ちょっと待ってや!」
裕「はは、すばるもAも緊張してるやん(笑)」
「お二人は、兄妹なんですよね?」
すばる「そうなんですよ、8人兄妹の、音楽が好きな二人です(笑)」
「妹さんのAさんは、歌番組への出演が初めてと?」
『そうなんです。だからすっごい緊張してるんですけど、兄ちゃんと一緒やから安心しますね(笑)』
今ではふたりとも音楽プロデューサーに目をつけてもらって、
すばるはバンドを組んで、Aはシンガーとして売れだしてた。
すばるは音楽番組とか慣れとるんかも知らんけど、Aは初めてやからめっちゃ緊張しとるな。笑
「それでは、歌っていただきましょう。
family です」
画面が暗くなって、スポットライトを浴びるふたり。
そして、伴奏が始まり、俺ら三人は息を飲み込んだ。
頑張れ、
頑張れ、A、すばる。
.
20人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
横山隆平 - とても気に入りました★最後の展開想像しませんでした。。。まぢなきしちゃいました(。>д<) (2014年9月23日 0時) (レス) id: 2a7d0e1b67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちぱぱ | 作成日時:2013年12月13日 1時