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『どーゆーこと…?』









血が繋がってない、てことは兄妹じゃないってこと?








信五「それから、戸籍上も、俺らは兄妹じゃないってことになっとった」









赤の他人、ってこと?








衝撃過ぎて言葉も出ない。









信五「Aは、お前の母親と、俺らのオトンとはまた別の男との子、らしいわ」









は?









じゃ、じゃあ私は、兄妹でもない男の人たちに育てられた、ってこと?








信五「やから俺らは、バレんように、血は繋がってないけどAを養子として家族にしようとしてたんや」









隆平「この紙を区役所に提出したら、Aとは戸籍上も家族になんねんね」









でも、









『わ、私のホンマの父親、は…?』








一体、誰なん…?









すばる「あぁ、死んだ、って」









死んだ…?







本当の父親はこの世におらん…?








『なにそれ…』








勝手すぎるわ。








『じゃあ私…っ、父親にも母親にも捨てられたんや…っ』









そう思うと虚しくて








涙が止まることはなかった。









それから隣に座っていた裕兄ちゃんが背中をさすってくれて
落ち着いた。









裕「Aってデリケートやから、絶対落ち込むと思って…、
バレんように動いとったけどあかんかったわぁー。」








私を気遣ってか、いつもより高めのトーンで話す裕兄ちゃん。









章大「そんなことも気付く、って、Aが僕らのことちゃんと見てくれてる、っていう証拠やねんけどね(苦笑)」









信五 「A、これだけは信じてくれ。
俺らは、たとえ血が繋がってなくても、
たとえ戸籍上では家族じゃなくても、
ずっとずっと、兄妹やから。









.









.









お前は、ひとりじゃないから」









『信、ちゃん…っ』









止まったのにまた溢れ出す涙。









隆平「わわわ、また泣いてもたやん!」









今度は隆くんが背中をさすってくれた。









隆平「Aは、ひとりじゃないねんで?

ずーっと、僕らがそばにおるからな」









『ありがとう…、みんな…』









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横山隆平 - とても気に入りました★最後の展開想像しませんでした。。。まぢなきしちゃいました(。>д<) (2014年9月23日 0時) (レス) id: 2a7d0e1b67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちぱぱ | 作成日時:2013年12月13日 1時

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