人見知りマンネ

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ぶつかり合って、本物の第2の家族に近づいたあの夜のあと。





今度は指輪を返してもらえるみたい。









社「...俺は指輪を持っていない。」





svt「？？？」









後ろを振り向くとステージの壁が上がっていく。






振り向いて眺めていると、全員の家族が待っていた。





もちろんその中には僕の両親もいて、やってみれば？なんて言われてからあまり連絡も取らず放任されてたから、興味ないのかと思ってたけど……





やっぱりそんなことはなくて、笑顔で頑張ったねやら楽しんでる？なんて声をかけてくるから、知らぬ間に頬を伝うものに気づいた。





それは僕だけじゃなくてみんなも同じみたい。




涙だけじゃなくて笑顔も忘れずに、ね？




どこか寂しかったのだということにも気づいたし、認めてもらえた気がして嬉しかったのだ。





自分の両親との再開を終えると、マンネとしてしっかりこれから迷惑かけますってみんなの家族に挨拶に行ったw





みんなも僕の家族に初めて会ってビックリしてた、家は美形家族らしくてオンマもアッパも美人でイケメンだから。




それからぐちゃぐちゃな顔でステージを披露して、歌も声が震えて散々だったけど指輪も帰ってきてこれからもっと頑張らなきゃって気持ちはひとつになった。









このSEVENTEENプロジェクトのデビュー大作戦は成功して、僕達は無事デビューを飾ることが出来た。




自主製作アイドルとして注目を集めることも出来たし、嬉しい限り……うん！




でも、また僕の苦手なことが……









そのままの人もいるけど……、名前が２つになって間違えて本名呼んじゃったり芸名呼んじゃったりごちゃごちゃ……









「ジフニヒョン、じふn...あ、うじひょん...」





wz「w はいはいw」





「でぃnんーんっんん！！！！チャニやー！」




dn「なにー？www」









慣れるまではまだかかりそうで、間違えると恥ずかしくて赤くなっちゃう。





気をつけてるのに13人もいるとわかんなくなっちゃうよねw




これからは名前覚えるのもだけど、今度は番組で1位取れるように努力しなきゃだし気合入れてかなきゃね！









こうやって僕達の物語はここから始まったんだ。









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