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横山side
俺はもう、ずっと気づいてた。
ああ、もう俺治らへんのやろなって
長くて半年とかそこらちゃうかなって。
…いっぱいいっぱい…
まだいっぱいやりたいことあったのにな……
横「俺さ、みんなにお願いがあんねん。」
村「どしたん？」
横「俺な、もう1回LIVEやりたいねん…」
渋「……」
横「でもな、こんなんやからできひんのよ
でも最後にeighterに会いたいねん。」
安「うん、、、」
横「だから、俺をあの場所につれてって…？」
丸「あの場所？」
横「あえて俺言わへんから。
きっとみんなならわかると思うから。」
俺は担当医の先生に一日限定の許可をもらって
ある場所に明日行くことになった。
もちろん大倉も一緒に。
eighterにもあの場所って伝えた。
あの場所に来てくださいって。
それに、明日生中継で全国放送されんねん
みんなならわかるよな……？
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村上side
あの場所……
どこなんやろ。あの場所って。
横が寝てから俺らはずっと考えてた。
安「あの場所ってさ、横の家とか？」
丸「でもそれじゃ、eighterわからへんよ」
錦「んーとじゃあ関テレ？」
大「デビューしたあの場所とか……」
渋「……俺分かったかもしれん」
俺も今頭に浮かんだ場所がひとつある。
村「俺もわかったと思う。せーので言おうや」
渋「せやな」
村「せーの」
渋村「松竹座。」
渋「ん、一緒やったな笑」
村「せやね笑」
安「松竹座？」
渋「だって俺らあの場所から始まったやん。
確かにデビューした場所もあるけど、俺
らがここまで来たのってあの松竹座があ
ったからなんとちゃうかな。」
村「せや。あの場所がなかったら今の俺たち
はないねんで。」
俺はもうここで間違えないと思った。
丸「…そーや！絶対そーや！松竹座や！」
安「確かに松竹座やね！」
大「ﾎﾞｿｯ さすがやねあの２人笑」
錦「ｺｿｯ ほんまやね笑」
渋「大倉は大丈夫なん？」
大「おん、大丈夫やで。」
村「絶対無理せんとってな？」
大「いや、無理してでも行くわ。だって……」
渋「…せやね。ほどよく、な？」
大「はーい」
俺らは明日松竹座に行くことになった。
間違ってたらごめんやけど
でもここに決めて悔いはない。
eighterのみんなも絶対来てや。
俺ら"7人"で待っとるからな……？
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作者名：ちーめろ | 作成日時：2018年6月7日 0時
