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錦戸side
章ちゃん……
なんであんな……
章ちゃん……
横山くん……
大倉……
あーもう。
俺、どーしたらええかわからへん
同い年やけど……
章ちゃんがなんであんなことしたか……
わからへん……
……まって
わかる……？
そーや……
横山くんと大倉の話
聞いたあとってことは……
……章ちゃんの気持ちわかるけど
……俺やって……辛いよ……
錦「うわぁぁぁぁ！しょうたーーーー！！」
渋「亮？ちょ、落ち着いて……な？」
錦「しょうたしょうたしょうた……うわああ！」
渋「ちょっと亮！！」
錦「しょうたしょうたしょうたしょうた……」
渋「しっかりしてや！お前まで……泣」
錦「ﾊｯ すばるくん……？」
渋「亮……亮 ｷﾞｭｯ ｸﾞｽｯ」
錦「俺今……」
渋「ごめんな亮…ｸﾞｽｯ ごめん ごめん ｸﾞｽｯ」
錦「なんですばるくん謝ってるん？」
渋「俺が弱いから…ｸﾞｽｯ 俺がしっかりしてな
いから…… ごめん ほんま…ｸﾞｽｯ」
錦「すばるくん……？ ちょ、丸？」
丸「亮ちゃんさっきパニック起こしてんで？
それですばるはたぶん……」
錦「え？そーやったんや……」
渋「亮、ほんまごめん…許されへんよな…ｸﾞｽｯ」
錦「すばるくん、落ち着いて？
俺も…誰もすばるくん責めてへんよ？」
渋「でも…… 丸もごめんｸﾞｽｯ」
丸「……すばる……こっち向いて？」
渋「……まる？」
丸「ｷﾞｭｯ すばる。大丈夫やから。」
渋「ｸﾞｽｯ」
丸「すばるもいっぱい辛かってんな。」
渋「ﾋｯｸ まる……」
丸「こんなあっつい体して……」
錦「……あつい？」
丸「亮ちゃん、すばるたぶん熱あるで。」
錦「え？」
渋「……しんどいｸﾞｽｯ でも……」
丸「みんなに比べたらって思ったんやろ？」
渋「……んｸﾞｽｯ」
丸「でもな？すばるやってしんどいねん。
無理しちゃあかんねんで？それにすばる
まで倒れちゃったらもう……」
渋「ｸﾞｽｯ ごめんなさい……」
錦「俺こそごめんな…こんな時に……」
丸「誰も悪くない。誰も悪くないねんで？」
錦「まる……」
丸「安、そろそろ出てきそうやし出てきたら
すばるは熱測って休もうな？」
渋「……んｸﾞｽｯ」
丸「亮ちゃんは安のそばに居てあげて？」
錦「わかった……」
丸ってやっぱりかっこええよ。
冷静な丸をみてると
こっちまで落ち着いてくる……
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作者名：ちーめろ | 作成日時：2018年6月7日 0時
