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安田side
なんで…？
なんで俺らばっかやねん……
横ちょも大倉も
ほぼ治らないって……
そんなんないやん……
あぁぁぁ！もう！！
全部いやや。
安「あぁぁぁ！ｶﾞﾝｯ」
錦「何今の音…って章ちゃん！！」
安「もう！ｶﾞﾝｯ もう！ｶﾞﾝｯ うわぁぁぁ！」
村「安、落ち着け！！」
丸「そんなことしたらあかん！！」
病室に戻ってから俺は
俺は何かが切れたみたいに
たくさん叫んだ
何回も壁に頭を打ち付けた
安「もういやや！！ｶﾞﾝｯ 全部全部！ｶﾞﾝｯ」
村「わかったから…落ち着けって、な？」
安「うぁぁぁ！ｶﾞﾝｯ っ！ ﾊﾞﾀﾝｯ」
目の前がどんどん白くなっていく……
渋「安！？あかん！頭から血ながしとる！」
ここで俺は意識を手放した
丸「ちょ、嘘やろ！！章ちゃん！！起きて！」
渋「ﾋﾟｯ 先生今すぐ来てください！！
安が！安が！」
先「わかりました！今すぐ行きます！」
横「…うわぁぁぁぁぁん！！！泣」
村「横……？」
横「…うわぁぁぁぁぁん！泣 ひなちゃ……泣」
村「俺！？ 横、どーしたん？」
横「横ちゃう！ゆうちゃん！！泣」
村「ゆうちゃん、どーしたん？」
横「こわい……こわい泣 うわぁぁぁぁぁん泣」
村「ｷﾞｭｯ 大丈夫やからな……」
先「安田さん！！どうしましたか！？」
錦「そこに何回も頭を打ち付けて……」
先「え！？」
錦「それ頭から血ぃ流して意識が……」
先「安田さん！？今すぐ運びます！！」
錦「先生！！章ちゃんは！？」
先「今はなんとも……」
錦「そんな！！」
先「今処置をしてきますので待ってて下さい」
村「俺、横みとるからみんな行ってきて！！」
渋「おん！！ヒナ、頼んだで！！」
村「おう！！」
横「ひなちゃ……やしゅは？ｸﾞｽｯ」
村「安は大丈夫やで？一緒に待ってよな？」
横「ゆうちゃんも、みんなのとこいく！ｸﾞｽｯ」
村「あかんよ。ゆうちゃんとヒナちゃんはこ
こでお留守番。」
横「いくのー！ｸﾞｽｯ」
村「行かれへんよ。ゆうちゃんこれついとる
やろ？ゆうちゃんの体今、しんどいよー
言うてるからついてんねんで？」
横「いや！ゆうちゃんもー！！ｸﾞｽｯ」
村「安が戻ってきた時誰も居らんかったら安
きっと悲しむと思うけどなあ……」
横「やしゅ……悲しい？」
村「せやで？」
横「…ゆうちゃん、待ってる。」
村「おん。一緒に待ってよな。」
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作者名：ちーめろ | 作成日時：2018年6月7日 0時
