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横山side
「よ……ま……」
「よ……やま……」
「よこ……やま……」
……
誰かに呼ばれてる……？
俺……なんかあったけ……？
横「……ぁ……ぁぁ」
「よこっ！？わかる！？」
「ちょ、誰かナースコールして」
横「ひ……な……？」
村「せや！ヒナやで！横わかるか！？」
横「ひ……な……ｸﾞｽｯ ヒナｧｸﾞｽｯ」
村「え！？なんで泣くん！？どっか辛いか？」
横「だっこ……だっこぉ泣」
村「横？ｷﾞｭｯ 俺はここに居るで？」
横「ひなぁ泣 」
村「怖かったな、もう大丈夫やで。な？」
自分でもようわからんかった
気持ちにセーブがきかんかってん。
いろんなことからもう逃げたくて
気づけばヒナを頼ってた
誰かがそばに居てくれないと
死んじゃうような気がした……
大「もうすぐ先生来るで」
安「横ちょ、もうだいじょうぶやで(*^^*)」
錦「大丈夫？」
丸「横山くん、ほんまによかった」
渋「あほ、どんだけ心配した思ってんねん泣」
村「すばる、泣くなやあ笑」
温かかった。
こんな僕にも
優しくしてくれるみんなが居って
俺は幸せ者やなって思った。
嬉しかった。
メンバーの愛を感じた。
俺は今、生きてるって思えた。
先「横山さんわかりますか？」
横「ﾋﾞｸｯ ひな、ひな ﾊｧﾊｧ 怖い ﾊｧﾊｧ」
村「落ち着いて？俺、隣に居るから、な？」
横「ぎゅって……して……？」
村「ん、ほな、ぎゅってしとこうなﾆｺｯ」
なんでかわからんけど
メンバー以外の人が怖かった。
怖くて仕方がなかった。
もしかしたら、あの人かもって
思えば思うほど
怖くて苦しかった。
先「僕、怖いですか？」
横「ｺｸｺｸ」
先「そうですか……どうしようかな……」
渋「どうかなされました？」
先「ちょっと診察したかったんですけど……」
こっちを見てきた先生が怖くて
ヒナに抱きつく力が強まった
村「ん？大丈夫やで笑 一緒にがんばろうや」
横「……痛くない？」
先「全く痛くないですよﾆｺｯ」
村「やって。頑張れるか横。俺居るから。」
横「……絶対居る？約束？」
村「おん、約束。」
横「じゃあ……がんばる…」
村「えらいな、じゃ、よろしくお願いします」
先「わかりましたﾆｺｯ」
こうして診察が始まった
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作者名：ちーめろ | 作成日時：2018年6月7日 0時
