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横山side
"これからは隠し事は絶対なし"
関ジャニ∞の約束か……。
俺は今、みんなに隠しとることがある。
ほんまは言う気なかってんけど……
約束
やもんね……
横「俺、ひとつあんねんけど言うてもええ？」
安「もちろんやで！」
ああ。やっぱやめようかな……
……いや、あかん。
俺は関ジャニ∞の一員や。
約束は守らなあかん。
横「実はちょっと前に脅迫メールきてん……」
錦「脅迫……メール……！？」
丸「え！！ほんまに！？」
横「せやねん。これや。」
俺はみんなにメールを見せた。
ほんまはひとりで解決せな
あかんものなのかも知れへん。
せやけど、今はもうそんなんちがう。
みんなと解決せなあかん気がすんねん。
大「……うわぁ。なんやこれ……。」
丸「……この時ってたしか！！」
渋「……横が倒れた時や。」
村「だから、様子へんやったんや。」
横「俺、あん時な…ｸﾞｽｯ あん時……ｸﾞｽｯ」
横「あれ？俺……なんで泣いてるんやろ……ｸﾞｽｯ」
ほんまはずっと怖くてしゃあなかった。
殺されるんじゃないかって。
もしかしたら今
近くにいるんじゃないかって
ずっとそんなこと考えててん……
お兄ちゃんやのに……
情けないわ……ｸﾞｽｯ
村「横？お前今いらんこと考えたやろ？」
横「だって……ｸﾞｽｯ 俺、いちばん年上やのに…」
村「そんなんどーでもええねん。
こんなん送られてきて怖かったよな？
辛かったよな。気づいて助けて
あげられへんくてすまんかった……ｸﾞｽｯ」
横「ヒナ……ｸﾞｽｯ 俺、怖かった……ｸﾞｽｯ」
村「せやんな。ほんまごめん……ｸﾞｽｯ」
渋「横、話してくれてありがとうな。」
村「これからは俺らが何があっても
守るから安心してや……？」
横「……俺……ｸﾞｽｯ 邪魔やない？ｸﾞｽｯ」
丸「何も邪魔なんかやあらへんよ！」
横「俺、生きててええかなあｸﾞｽｯ」
安「横ちょが生きててくれな困りますわあ」
横「良かった……良かったｸﾞｽｯ」
大「全員で、支えあっていこうや……」
横「せやね ありがとう。」
俺、ここで生きてていいんやな。
ほんまに良かった……
怖かったけどやっぱ言うて良かった。
すうっと肩が軽くなったみたい。
これからはこの脅迫メールとも、
病気とも戦っていかなあかんな。
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作者名：ちーめろ | 作成日時：2018年6月7日 0時
