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丸山side
丸「大倉！！大倉！寝たらあかん！起きて！」
村「たつ！みんな待ってんで！？」
渋「わかるか！？」
大倉が目を覚ました。
もう無理かもしれない。
そんなことをみんなが思った直後やった。
ほんま、大倉はすごいやつ。
ほんまに起きてくれて良かった。
なのに、、
大倉はまた寝ようとするんやもん。
起きててや！って
今みんなで呼びかけてんねんけど、
全然寝そうやねん。
もう大倉、なんぼ寝坊助なんよ、、、
先「大倉さん？わかりますか？」
安「先生？大倉は！？もう大丈夫ですか？」
先「このまま寝てしまったら、、、」
錦「危険っちゅうことですか？」
先「そういうことになります。」
村「そんなんあかんて！起きいや！！」
せっかく起きたんや。
また危険な状態になるなんて。。。
もうみんな耐えられへんよ。
そんな時やった。
横「大倉、俺はここに居るで？」
先「横山さん！元に戻られたんですか！？」
やっぱほんまやったんや。
さっき、一瞬ゆうちんの声が聞こえた
そんな気がしてたんよ。
空耳やなくて
ゆうちんが元に戻ったんや！
それが嬉しくてたまらなかった
横「はい。しんぱいかけてすんません。」
先「いえ、戻ったなら何よりです。」
横「大倉？お前が来るのはこっちやで？
そっちに行っても俺ら誰も居らへんよ？
俺やってもちろん。
俺はこっちに居るで？
大丈夫やから安心して起きて？」
大「よこ……ま……く……。」
村「たつ！！！」
あんなに寝そうだった大倉が
ぱっちりと目を覚ました。
一週間ぶりに声も聞けたんや。
もう嬉しくて嬉しくてたまらなかった
安「大倉？おはよ〜ﾆｺｯ」
錦「おはよ、いつまで寝たらきぃすむねん笑」
村「おはよーさん、全く寝坊助なんやから笑」
渋「おはよ！いやー起きてくれて良かった！」
丸「おはしゃけパンパーン！！！」
横「丸笑笑 大倉よう頑張ったな」
大「おはよぉﾆｺｯ ……みんな何で泣いてるん？」
丸「別に、泣いてなんか……ｸﾞｽｯ」
錦「そーやで？誰も泣いてへんよ？笑ｸﾞｽｯ」
嘘。
みんな涙で顔がぐしゃぐしゃ。
大倉が喋っていること
起きて息をしていることに
当たり前なことなのに
嬉しくてたまらなかってん。
大「嘘笑 みんな泣いてるって笑」
また、大倉の笑い声を聞けてよかったな。
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作者名：ちーめろ | 作成日時：2018年6月7日 0時
